19日の海外動向と各種テクニカル指標

20日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比140円高の30180円、高値は20日01時29分の30320円、安値は19日17時45分の30010円でした。19日のNYダウは小幅に反発、前日比0.98ドル高の31494.32ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発、同9.107ポイント高の13874.463ポイントでした。半導体関連が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は前日比76.67ポイント(2.44%)高の3223.46ポイントでした。イエレン米財務長官が18日夕のCNBCのインタビューで、バイデン大統領が提唱する1.9兆ドル規模の経済対策の必要性を改めて訴えたことや、ファイザーのコロナワクチンについて、1回の接種で高い予防効果を得られたとの研究結果が公表されたことが好感されました。一方、米10年物国債利回りは前日比0.05%高の1.34%でした。一時は1.36%と昨年2月以来の高水準を付けました。これが高PERのハイテク株全般の売り材料となりました。

 

19日のVIX指数は前日比0.44(1.96%)安の22.05でした。また、VIX3Mは同0.77(2.84%)安の27.09で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.83%)高の0.81と、1を下回っています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比1.02(0.72%)安の141.53でした。

 

19日の日本では、プット・コールレシオは0.38と前日の0.40から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は100.46と前日の103.72から低下しました。新高値銘柄数は20、新安値銘柄数は9でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は19日現在「水平」を継続しています。転換線は「上向き」を継続しています。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前の日足よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「上向き」継続です。また、19日現在のMACD(12日-26日)は640.69、シグナル(9日)は537.94、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は102.75で、「買い」継続です。(買い転換は2月9日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

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