19日の海外動向と本日の相場見通し カリフォルニア州の午後10時からの夜間外出禁止令を嫌気

20日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比50円高の25590円、高値は20日04時44分の25620円、安値は19日18時22分の25410円でした。19日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比44.81ドル高の29483.23ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発、同103.111ポイント高の11904.714ポイントでした。米CNBCが19日午後、「共和党上院トップのマコネル院内総務は新型コロナウイルスのまん延に対応するための追加の経済対策に関し、民主党との協議を再開することで合意した」と伝えたことや、英製薬アストラゼネカが19日、オックスフォード大学と開発中の新型コロナワクチンの臨床試験の初期データで高齢者を含む全ての被験者に抗体反応が確認されたと発表したことなどが買い材料になりました。NY原油先物相場は4日ぶりに反落、WTI期近の12月物は前日比0.08ドル安の1バレル41.74ドルでした。NY金先物相場は3日続落、12月物は前日比12.4ドル安の1トロイオンス1861.5ドルでした。NY円相場は7日続伸、前日比05銭円高・ドル安の1ドル=103円70~80銭でした。

 

19日のVIX指数は前日比0.73(3.06%)安の23.11でした。また、VIX3Mは同0.59(2.24%)安の25.80で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.85%)安の0.90と、12日連続で1を割り込んでいます。米国株式市場が落ち着きを取り戻しています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.04(0.03%)安の133.55でした。

 

一方、19日の日本では、プット・コールレシオは0.75と前日の0.82から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は92.47と前日の91.74から上昇しました。新高値銘柄数は45、新安値銘柄数は15でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は19日現在「水平」継続です。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「水平」継続です。また、19日現在のMACD(12日-26日)は631.15と前日の633.72から低下、シグナル(9日)は470.46と前日の414.24から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は160.69と前日の219.47から低下し、「買い」継続です。

 

「カリフォルニア州は午後10時からの夜間外出禁止令-州人口の94%に」と伝わり、時間外で米先物大幅安となっています。また、日本は明日から3連休です。このため、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。想定レンジは25500円±300円程度です。

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