19日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は前日終値付近の膠着をイメージ

20日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比10円安の16980円、高値は19日23時45分の17010円、安値は19日16時30分の16930円でした。19日のNYダウは続伸、前日比40.68ドル高の18202.62ドルでした。モルガン・スタンレーなど米主要企業の7~9月期決算で市場予想を上回る結果が続いたことが好感されました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の11月物は前日比1.31ドル高の1バレル51.60ドルでした。米原油在庫の減少が買い材料になり、一時は51.93ドルと、約1年3カ月ぶりの高値を付けました。NY円相場は3日続伸し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=103円40~50銭でした。

 

米株高、原油先物高は好材料ですが、円が対ドルで円安に振れていないため、本日の日経平均は前日終値付近の膠着をイメージしています。想定レンジは17日安値19821.49円~11日高値17074.46円です。ただし、物色の柱になるようなテーマが見当たりません。このため個別株物色の色彩が強い相場が継続し、東京株式市場全体のボリュームが盛り上がることはなさそうです。

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