19日の海外動向と本日の相場見通し 米株・円相場に方向感なく、日経も膠着へ

20日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比30円高の21400円、高値は200106分の21500円、安値は200443分の21360円でした。19日のNYダウは5日ぶりに反落、前日比26.72ドル安の25887.38ドルでした。ブルームバーグ通信が19日、「(一部の米当局者は)中国が米国の要求に抵抗していると懸念している」と報じたことが嫌気されました。一方、ナスダック総合株価指数は3日続伸、同9.468ポイント高の7723.946ポイントと、昨年10月上旬以来の高値で取引を終えました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の4月物は前日比0.06ドル安の1バレル59.03ドルでした。NY円相場は1ドル=1113545銭、05銭円高・ドル安でした。

 

米株・ドル/円相場に方向感が乏しいため、本日の日経平均は前日終値(21566.85円)付近で膠着するでしょう。想定レンジは21550円±150円程度です。20日に結果が発表される予定のFOMCでは、19年の利上げ回数の予想が前回会合の2回から、1回またはゼロ回に下方修正されるとみられています。ただ、本日に関しては、明日が春分の日で休場であることに加え、FOMCでの実際の決定を見極めたいとのムードが強まるため、積極的な上値追いは期待薄でしょう。

 

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