19日の海外動向と本日の相場見通し 米株反発、東京株式市場には買い安心感漂う

20日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比30円高の28700円、高値は19日16時33分の28770円、安値は19日23時57分の28540円でした。19日のNYダウは4日ぶりに反発、前営業日の15日比116.26ドル高の30930.52ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発、同198.678ポイント高の13197.180ポイントでした。次期財務長官に指名されたイエレン前FRB議長が19日の議会公聴会に出席し、経済対策に積極的に取り組む姿勢を打ち出し、法人増税は急がない姿勢を示したことが好感されました。ハイテク株の中では半導体株の上げが目立ちました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の2月物は前営業日の15日比べ0.62ドル高の1バレル52.98ドルでした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の2月物は前営業日の15日比0.62ドル高の1バレル52.98ドルでした。

 

19日のVIX指数は前日比1.10(4.52%)安の23.24でした。また、VIX3Mは同0.57(2.09%)安の26.69で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(2.48%)安の0.87と、1を割り込んでいます。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比4.62(3.38%)高の141.32でした。

 

19日の日本では、プット・コールレシオは0.29と前日の0.31から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は100.70と前日の99.46から上昇しました。新高値銘柄数は40、新安値銘柄数は3でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は19日現在「上向き」から「水平」に転換しました。転換線は「水平」継続でした。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前の日足よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「水平」継続です。また、19日現在のMACD(12日-26日)は587.40と前日の571.74から上昇、シグナル(9日)は485.18と前日の459.79から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は102.22と前日の111.95から低下し、「買い」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

前日のNYダウの反発や、フィラデルフィア半導体株指数が3.35%高と大幅高となったことを好感し、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは28650円±300円程度です。米国では、バイデン次期大統領の大統領就任式が20日に行われますが、政権発足後の100日間は「ハネムーン期間」と呼ばれます。報道機関のみならず野党も、この100日間は新政権に対する批判や性急な評価を避ける紳士協定があるため、米国株式市場は政治要因で下落基調を辿ることはないでしょう。また、バイデン氏は既に1.9兆ドルの大型経済対策の概要を発表済みであり、経済面でも米株式市場が動揺することはなさそうです。よって、我が国株式市場でも買い安心感が強い状況が続く見通しです。

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