22日の海外動向と本日の相場見通し 「官製相場」継続で株価指数は膠着継続

22日のシカゴ日経平均先物9月物は15930円大証比60円安でした。安値は15925円、高値は16140円。NYダウは3日ぶりに反落、前日比48.90ドル安の17780.83ドルでした。23日に英国でEU離脱の是非を問う国民投票が控え、買い手控えムードが強まりました。NY原油先物相場は下落、WTI期近の8月物は前日比0.72ドル安の1バレル49.13ドルでした。EIAの石油在庫統計で、原油在庫が市場予想ほど減らなかったことや、ナイジェリアで、武装勢力が政府と停戦で合意する可能性が出てきたことが嫌気されました。NY円相場は反発し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=104円35~45銭でした。

 

23日の英国の国民投票を控え、本日の東京株式市場は閑散相場、模様眺め気分の強い状況が一段と強まりそうです。結果を固唾を飲んで見守る投資家が多いため、相場に方向感が出ることはなさそうです。買いにしても、売りにしても、一方的にポジションを傾けるのは怖いですから。

 

なお、現在の買い主体は信託銀行経由の公的年金と日銀とみています。ちなみに、6月第2週(6~10日)の投資部門別株式売買動向では、信託銀行は6週連続で買い越し、買越額は1488億円と、約2カ月ぶりの大きさでした。また、日銀も、例えば、昨日は、新型ETFを12億円、ETFを350億円買い入れました。つまり、現在は「官製相場」です。英国の結果が判明するまでは、この「官製相場」が続く見通しです。よって、日経平均は下げれば公的資金の買いが入るため、下値は堅そうです。ただし、彼らは相場を押し上げる意図はないでしょうから、上値も重そう。結果、日経平均は膠着しそうです。想定レンジは16000円±150円程度です。

 

 

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