22日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は堅調ながら上値の重い展開となりそう

23日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比40円高の21400円、高値は222120分の21410円、安値は221632分の21340円でした。22日のNYダウは反発、前週末比17.70ドル高の27171.90ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発し、同57.648ポイント高の8204.137ポイントでした。アップルや半導体関連株が上昇し、ハイテク株全体が買われました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の8月物は前週末比0.59ドル高の1バレル56.22ドルでした。NY円相場は続落、前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=1078090銭でした。

 

米ハイテク株高以外は、手掛かり材料が不足しているため、本日の日経平均は堅調ながら上値の重い展開となりそうです。想定レンジは21450円±150円程度です。なお、商いの低迷が続いています。この傾向は本日も継続する見通しです。FRB高官が政策決定会合前に発言を自粛する「ブラックアウト」期間に入ったこともあり、当面の米国市場では利下げへの思惑で動くことはなさそうです。日米共にボラティリティはFOMCまで低下する可能性が高まったとみています。

 

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