23日の海外動向と本日の相場見通し 特に材料なく、日経平均は膠着する見込み

24日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比40円安の22520円、高値は23日21時09分の22760円、安値は24日05時24分の22500円でした。23日のNYダウは続伸、前日比131.14ドル高の26156.10ドルでした。ナスダック総合株価指数は8日続伸、同74.89ポイント高の10131.37ポイントと、連日で過去最高値を更新しました。トランプ米大統領が米中の第1段階の合意は「全く変わっていない」とツイッターに投稿したことが買い材料になりました。また、アップルが前日に開いた「世界開発者会議」で発表したスマホ用基本ソフトの更新などが評価され、アップルが連日で上場来高値を更新しました。NY原油先物相場は4日ぶりに反落、WTI期近の7月物は前日比0.36ドル安の1バレル40.37ドルでした。NY円相場は上昇、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=106円45~55銭でした。

 

23日のVIX指数は前日比0.40(1.26%)安の31.37でした。また、VIX3Mは同0.69(2.04%)安の33.06で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.80%)高の0.95と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。一方、23日の日本では、プット・コールレシオは1.24と前日の1.18からやや上昇しています。若干下値不安が強まった状態で取引を終えています。新高値銘柄数は78、新安値銘柄数は1、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は111.25と、前日の113.83%からやや低下し、過熱とされる120%を下回っており、過熱感が和らいでいます

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線が23日現在上向きのため、日経平均は「上昇トレンド」です。一方、転換線は引き続き下向きです。このため、基調は強気ながら、方向感を見出しにくい状況です。ただし、遅行スパンは26日前よりも上に位置し、雲の上で推移しており、良好な状態です。また、先行スパンのクロスは現在は確認できませんが、直近では6月18日にクロスしたばかりでした。

 

特に材料が見当たらないため、本日の日経平均は膠着しそうです。想定レンジは22500円±250円程度です。外国為替市場でやや円高に振れていることが、輸出企業の重しになるでしょう。ですが、ナスダック総合株価指数は連日で最高値を更新しており、IT関連、特に「With コロナ」で成長が期待できる銘柄には資金流入が見込めそうです。なお、本日からIPOが再開されます。IPOは重複上場を除くと4月6日以来約2カ月半ぶりのことです。これを機に、新興市場が更に活性化することが期待されます。

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