24日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境悪化、日経平均は軟調推移

25日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比100円安の22310円、高値は241851分の22540円、安値は250000分の22080円でした。24日のNYダウは反落した。前日比75.05ドル安の24811.76ドルでした。トランプ米大統領が米朝首脳会談を中止すると表明したことが嫌気されました。ただし、トランプ氏が記者会見で、北朝鮮への圧力を強めつつも交渉の余地を残す発言をしたことで、押し目買いが入りました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の7月物は前日比1.13ドル安の1バレル70.71ドルでした。NY円相場は3日続伸、前日比80銭円高・ドル安の1ドル=1092030銭でした。

 

米朝首脳会談の中止を受け、朝鮮半島の地政学リスクが高まったことに加え、トランプ米政権が23日、安全保障を理由に自動車の輸入関税を引き上げる検討に入ったため、自動車株中心に日本株にはネガティブな環境になりました。このため、本日の日経平均も軟調推移が見込まれます。想定レンジは22300円±150円程度です。

 

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