25日の海外動向と本日の相場見通し 決算発表本格化で、日経平均は膠着感強まりそう

26日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比60円安の28720円、高値は25日16時58分の28820円、安値は26日01時08分の28470円でした。25日のNYダウは3日続落、前週末比36.98ドル安の30960.00ドルでした。ナスダック総合株価指数は5日続伸、同92.930ポイント高の13635.992ポイントと過去最高値を更新しました。S&P500種株価指数は反発、同13.89ポイント高の3855.36ポイントと過去最高値で終えました。メルクが25日、コロナワクチンの開発を中止すると発表したことで、今後は接種ペースが速まるとの期待が後退し、景気敏感株が売られました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の3月物は前週末比0.50ドル高の1バレル52.77ドルでした。NY金先物相場は3日続落、2月物は前週末比1.0ドル安の1トロイオンス1855.2ドルでした。

 

25日のVIX指数は前日比1.28(5.84%)高の23.19でした。また、VIX3Mは同0.89(3.42%)高の26.88で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(2.34%)高の0.86と、1を割り込んでいます。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.01(0.01%)高の145.56でした。

 

25日の日本では、プット・コールレシオは0.48と前日の0.46から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は99.83と前日の96.55から上昇しました。新高値銘柄数は62、新安値銘柄数は2でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は25日現在「水平」継続です。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前の日足よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「水平」継続です。また、25日現在のMACD(12日-26日)は585.50と前日の584.27から上昇、シグナル(9日)は573.14と前日の558.60から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は12.36と前日の25.67から低下し、「買い」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

ナスダック高、S&P500高を受けて、本日の日経平均の下値は堅そうです。ただし、決算発表が本格化しているため、全体的には様子見ムードが強いため、上値も重そうです。想定レンジは28700円±200円程度です。先高観は強い一方、短期的な過熱警戒感が強い相場が継続するでしょう。

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