26日の海外動向と本日の相場見通し 好材料はあるが、日経平均は反発も上値は重そう

27日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比220円高の28750円、高値は終値、安値は26日16時40分の28530円でした。26日のNYダウは4日続落、前日比22.96ドル安の30937.04ドルでした。ナスダック総合株価指数は同9.927ポイント安の13626.065ポイントと6日ぶりに反落しました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の3月物は前日比0.16ドル安の1バレル52.61ドルでした。NY金先物相場は4日続落、2月物は前日比4.3ドル安の1トロイオンス1850.9ドルでした。NY円相場は上昇、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=103円55~65銭でした。

 

26日のVIX指数は前日比0.17(0.73%)安の23.02でした。また、VIX3Mは同0.01(0.04%)高の26.89で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.77%)安の0.86と、1を割り込んでいます。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比2.25(1.55%)安の143.31でした。

 

26日の日本では、プット・コールレシオは0.53と前日の0.48から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は99.67と前日の99.83から低下しました。新高値銘柄数は32、新安値銘柄数は4でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は26日現在「水平」継続です。転換線は「上向き」から「水平」に転換です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前の日足よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「水平」継続です。また、26日現在のMACD(12日-26日)は557.77と前日の585.50から低下、シグナル(9日)は578.79と前日の573.14から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス21.02と前日のプラス12.36から低下し、「売り」転換です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。

 

 

27日のFOMCでFRBは現行の金融政策の維持し、ゼロ金利政策や資産購入策のフォワード・ガイダンスも変更せず、FOMC後の記者会見で、パウエルFRB議長がハト派寄りの発言を行い、市場ではFRBの緩和長期化の観測が強まる見通しです。想定通りなら、世界の株式市場にとってポジティブです。また、IMFは26日改定した世界経済見通しで、2021年の成長率見通しを5.5%とし、前回予測から0.3ポイント引き上げました。ちなみに、IMFは、「20年12月に40兆円の追加財政出動を決めた日本は21年に3.1%の経済成長を見込み、20年のマイナス5.1%から回復に向かう。伸び率は10年(4.2%)以来、1年ぶりの大きさだ。22年も2.4%のプラス成長の見通しで、0.5%程度とされる潜在成長率を上回る伸びが続く。」と報じられています。これも日本株には好材料でしょう。ただし、日経平均を直接強烈に押し上げる材料は見当たらないため、日経平均の上値は重いでしょう。想定レンジは28700円±250円程度です。

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