27日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境はダメ、しかし、配当絡みの買いで堅調

28日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比190円高の19000円、高値は終値、安値は27日16時54分の18760円でした。27日のNYダウは8日続落、前週末比45.74ドル安の20550.98ドルでした。トランプ米大統領の政策運営の不透明感が警戒され、売りが優勢でした。NY原油先物相場は反落、WTI期近5月物は前週末比0.24ドル安の1バレル47.73ドルでした。NY円相場は反発し、前週末比70銭円高・ドル安の1ドル=110円60~70銭でした。一時110円11銭と昨年11月18日以来およそ4カ月半ぶりの円高・ドル安水準に上昇する場面がありました。

 

本日は3月期決算期末の配当権利付き売買最終日です。確かに、円高や米株安を嫌気した売りは出るでしょうが、権利取りの買いも見込めます。また、国内年金を中心に機関投資家による「配当再投資」がTOPIX、日経平均、JPX日経400、最小分散投資指数などを含むMSCI指数すべてを合計すれば6000億円と過去最大規模に膨らむ見通しだそうです。これが本日の相場を押し上げることでしょう。想定レンジは19000円±100円です。

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