27日の海外動向と本日の相場見通し 好悪材料の綱引き、底堅いが様子見ムード強そう

28日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比10円安の22680円、高値は27日17時14分の22720円、安値は27日16時33分の22620円でした。27日のNYダウは3日ぶりに反発、前週末比114.88ドル高の26584.77ドルでした。ナスダック総合株価指数は同173.09ポイント高の10536.27ポイントでした。米共和党が27日夕に1兆ドル規模の景気支援策を発表する見通しと伝わったことや、モデルナが26日、コロナワクチン開発で米政府から追加の資金支援を受けたと明らかにしたことなどが買い材料視されました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の9月物は前週末比0.31ドル高の1バレル41.60ドルでした。NY金先物相場は7日続伸、8月物は前週末比33.5ドル高の1トロイオンス1931.0ドルでした。一時1941.9ドルを付け、2011年9月以来、9年ぶりに過去最高値を更新しました。NY円相場は3日続伸、前週末比80銭円高・ドル安の1ドル=105円30~40銭でした。一時は105円12銭とほぼ4カ月ぶりの円高水準を付ける場面がありました。

 

27日のVIX指数は前日比1.10(4.26%)安の24.74でした。また、VIX3Mは同0.56(1.83%)安の30.00で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(2.47%)安の0.82と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。一方、27日の日本では、プット・コールレシオは4872.6と前日の4872.5から0.1上昇しました。(なお、同レシオの7月9日から16日までの異常値(過去にない値)とも思える数値は、計算上は正しい数値だということです。プット・コールレシオの算出元の1つである国内個別株を対象とするeワラントの取引が停止となっていることや、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で市場のボラティリティが高まっていたことなどの要因から、プット・コールレシオは大きくブレやすいやすい状況となっていたということです。)新高値銘柄数は56、新安値銘柄数は20、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は88.64と前日の85.25からやや上昇しています。同レシオは7月15日まで6日連続で70%台となっていましたが、16、17日と2日連続で80%台になり、20日には90%台を回復しましたが、21日から再び80%台で推移しています。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は27日現在前日の「上向き」から「水平」に転換しました。一方、転換線は前日の「水平」から「上向き」に転換しました。遅行スパンは26日前よりも上に浮上し「好転」を継続しています。また、引き続き雲の上では推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できませんが、直近では6月18日にクロスしたままです。また、27日現在のMACD(12日-26日)は188.06と前日の199.49からやや低下、シグナル(9日)は201.38と前日の199.96からやや上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス13.32と前日の0.47から低下し、「売り」継続です。

 

米国株高はプラス材料ですが、円高がマイナス要因です。結果、好悪材料が相殺され、本日の日経平均は膠着しそうです。想定レンジは22700円±200円程度です。前日のナスダック総合株価指数は1.67%高と大幅に上昇したため、日本でもIT関連が買われそうです。ただし、日本でも主要企業の決算発表が本格化しているため、全体的には様子見ムードが強い1日になるでしょう。

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