27日の海外動向と本日の相場見通し 米国株高を好感も、米中対立激化懸念が重し

28日の大阪ナイトセッション日経平均先物6月物は前日比110円高の21600円、高値は271915分の21720円、安値は272349分の21400円でした。27日のNYダウは続伸、前日比553.16ドル高の25548.27ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続伸、同72.14ポイント高の9412.36ポイントでした。ニューヨーク市のデブラシオ市長は26日、6月前半から段階的な経済再開に入る可能性を示唆しました。また、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は27日、新型コロナの感染の「第2波」を避けられる可能性があると指摘しました。これらが好感されました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の7月物は前日比1.54ドル安の1バレル32.81ドルでした。NY円相場は反落、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=1076575銭でした。

 

27日のVIX指数は前日比0.391.39%)安の27.62でした。また、VXMは前日比0.662.14%)安の30.19で、VIX/VXVレシオは前日比0.010.76%)高の0.91でした。同レシオが1を下回っているので米株式相場は好調といえます。一方、27日の日本でも、プット・コールレシオは0.57、新高値銘柄数64、新安値銘柄数ゼロ、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は131.52と、過熱感を伴いながらも、強気相場が継続している様子が窺えます。

 

米国株高を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。ただし、短期的な過熱感は否めないため、上値は重そうです。想定レンジは21600円±200円程度です。ポンペオ米国務長官は27日、香港に経済的な特別扱いを認めてきた優遇措置は「続けるのに値しない」との認識も示しました。また、トランプ大統領は週内にも中国への制裁を科す可能性を示唆しています。米国が制裁に動けば、中国は報復措置をとる可能性があります。そうなると米中の対立が激化します。これへの懸念が日本株の上値を抑えそうです。ただし、売り方は非常に苦しい状況です。買い戻しニーズは大きいため、下値は相当堅いでしょう。

 

 

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