7月31日の海外動向と各種テクニカル 米国は堅調、一方、日本株は各種テクニカル悪化中

8月1日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比180円高の21940円、高値は7月31日22時48分の21980円、安値は8月1日01時55分の21780円でした。7月31日のNYダウは反発、前日比114.67ドル高の26428.32ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続伸、同157.46ポイント高の10745.27ポイントでした。30日夕に市場予想を上回る2020年4~6月期決算を発表したアップルが前日比10.47%高となり、1銘柄でダウを273.19ドル押し上げました。なお、アップルは上場来高値を更新し、時価総額で世界首位に返り咲きました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の9月物は前日比0.35ドル高の1バレル40.27ドルでした。NY金先物相場は反発、12月物は前日比19.1ドル高の1トロイオンス1985.9ドルでした。NY円相場は7日ぶりに反落、前日比1円20銭円安・ドル高の1ドル=105円85~95銭でした。

 

7月31日のVIX指数は前日比0.30(1.21%)安の24.46でした。また、VIX3Mは同0.05(0.17%)安の29.71で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(1.05%)安の0.82と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)<オプション価格を基に計算しますが、目先の相場が上昇する確率を、下落する確率がどれだけ上回っているかを表す。目先の相場が大きく下落する確率が高まると、Skew指数は大きくなる。>は、前日比2.57(1.85%)高の141.56でした。

 

一方、7月31日の日本では、プット・コールレシオは2.92と前日の4874.66から急低下しました。(なお、同レシオの7月9日から16日まで、また、7月22日以降7月30日までの異常値(過去にない値)とも思える数値は、計算上は正しい数値だということです。プット・コールレシオの算出元の1つである国内個別株を対象とするeワラントの取引が停止となっていることや、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で市場のボラティリティが高まっていたことなどの要因から、プット・コールレシオは大きくブレやすいやすい状況となっていたということです。)新高値銘柄数は23、新安値銘柄数は97、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は74.87と前日の77.65からやや低下し70%台での推移を続けています。同レシオは7月15日まで6日連続で70%台となっていましたが、16、17日と2日連続で80%台になり、20日には90%台を回復しましたが、21日から29日まで再び80%台で推移していましたが、30日に再度70%台に突入しました。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は7月31日現在「水平」から「下向き」に転換しました。転換線は「下向き」を継続しています。そして、転換線と基準線は「逆転」しました。遅行スパンは26日前よりも下に潜り込み「逆転」しています。ただし、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できませんが、直近では6月18日にクロスしたままです。また、7月31日現在のMACD(12日-26日)は25.81と前日の103.56から低下、シグナル(9日)は160.29とこちらも前日の181.23から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス134.48と前日のマイナス77.67から低下し、「売り」継続です。

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