8日の海外動向と本日の相場見通し 米国株高を好感、日経平均は堅調推移

9日の大阪ナイトセッション日経平均先物6月物は前日比20円高の23210円、高値は8日18時31分の23230円、安値は8日23時36分の22970円でした。8日のNYダウは6日続伸、前週末比461.46ドル高の27572.44ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸、同110.66ポイント高の9924.75ポイントと、2月19日以来3カ月半ぶりに過去最高値を更新しました。経済活動の正常化が業績の追い風になる銘柄群が買われ、相場を押し上げました。NY原油先物相場は5日ぶりに反落、WTI期近の7月物は前週末比1.36ドル安の1バレル38.19ドルでした。NY円相場は5日ぶりに反発、前週末比1円20銭円高・ドル安の1ドル=108円35~45銭でした。

8日のVIX指数は前日比1.29(5.26%)高の25.81でした。また、VIX3Mは前日比0.66(2.41%)高の28.08で、VIX/VIX3Mレシオは前日比0.02(2.79%)高の0.92でした。同レシオが1を下回っているので米株式相場は好調といえます。一方、8日の日本でも、プット・コールレシオは0.59、新高値銘柄数51、新安値銘柄数2、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は141.20%と、過熱感を伴いながらも、強気相場が継続している様子が窺えます。

米国株高を受けて、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは23200円±250円程度です。日米株式市場共に、未曽有の規模の財政出動と金融政策を受け、楽観ムードが強まっています。IMFによれば、G20の財政出動(ローンや政府保証除く)はGDPの4.6%と、リーマン・ショック時の08~10年の3年間合計4.3%を上回っているそうです。また、FRBの直近の総資産は7兆973億ドルと3カ月で3兆ドル近く増え、日米欧中銀の総資産合計は10年前の3倍になったとも。このような環境下、需給は買い方が圧倒的に優位です。上値に関しては、個人と信託から売りが出るため重そうです。しかし、売り方の買い戻しや、順張りの海外勢の買いが入り、下値も限定的でしょう。

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