9日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均の上値は重そう、SQ前でボラタイルな動きに注意

9日のNYダウは7日ぶりに反落、前日比300.14ドル安の27272.30ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は3日続伸、同29.01ポイント高の9953.75ポイントと連日で過去最高値を更新しました。取引時間中には一時10002.50と、初めて10000台に乗せる場面がありました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の7月物は前日比0.75ドル高の1バレル38.94ドルでした。NY円相場は続伸、前日比65銭円高・ドル安の1ドル=107円70~80銭でした。

9日のVIX指数は前日比1.76(6.82%)高の27.57でした。また、VIX3Mは前日比1.59(5.66%)高の29.67で、VIX/VIX3Mレシオは前日比0.01(1.09%)高の0.93でした。同レシオが1を下回っているので米株式相場は好調といえます。一方、9日の日本でも、プット・コールレシオは0.57、新高値銘柄数51、新安値銘柄数ゼロ、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は134.64%と、過熱感を伴いながらも、強気相場が継続している様子が窺えます。

米国株に方向感がありません。外国為替市場では円相場が円高気味です。また、短期的なテクニカル指標も過熱しています。このため、日経平均の上値は重そうです。一方、ここまでの相場上昇苦しい売り方の買い戻しは入り続けるため、下値は相当堅いでしょう。結果、日経平均は「弱含みもみあい」となるとみています。一般的に、「SQ前の水曜日は持ち高の移行がピークを迎える」と言われているため、その影響で日経平均はボラタイルな動きをする可能性は高そうです。

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