20日の海外動向と本日の相場見通し 原油先物安、米株安、円高一服で日経平均は軟調推移

21日の大阪ナイトセッションの日経平均先物9月物は前日比60円安の20140円、高値は20日17時01分の20240円、安値は終値でした。20日のNYダウは3日ぶりに反落、前日比61.85ドル安の21467.14ドルでした。ナスダック総合株価指数は反落、前日比50.982ポイント安の6188.031ポイントでした。原油先物相場が約7カ月ぶりの水準まで下落したことで、シェブロンやエクソンモービルなど石油株が売られました。また、グーグルの持ち株会社アルファベット、フェイスブック、アマゾン、アップルなどのIT関連株も売られました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の7月物は前日比0.97ドル安の1バレル43.23ドルでした。一時42.75ドルまで下落し、期近物として16年11月14日以来ほぼ7カ月ぶりの安値を付けました。NY円相場は反発、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=111円40~50銭でした。

 

原油先物安、米国株安、円安一服を受け、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。想定レンジは20100円±100円程度です。資源関連や、主力の輸出関連など、幅広い銘柄に利益確定売りが広がりそうです。昨日20日の日経平均は3日続伸し、2日以来、約半月ぶりに年初来高値を更新しましたが、本日はその反動が出そうです。

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