11日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は弱含みのイメージ、ただし、下値は堅い

12日の大証ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比80円安の19880円、高値は11日17時27分の19980円、安値は11日23時31分の19790円でした。11日のNYダウは3日続落、前日比23.69ドル安の20919.42ドルでした。四半期決算が市場予想に届かなかった百貨店のメーシーズなどが急落し、小売株全般が売られました。また、FBI長官の突然の解任劇を受けて、トランプ米政権の政策運営に対する不透明感が強まり、米国の政治リスクも意識されました。NY原油先物相場は続伸、WTIで期近の6月物は前日比0.50ドル高の1バレル47.83ドルでした。NY円相場は5日ぶりに反発、前日比40銭の円高・ドル安の1ドル=113円85~95銭でした。

 

米株軟調、円安一服を受け、本日の日経平均は弱含みもみあいでしょう。想定レンジは19900円±100円程度です。週末で、且つ、決算発表ピークということで、全般的には様子見ムードが強まりそうです。ただし、日本企業の収益力を評価した海外投資家の日本株買いや、下値での売り方の買戻しも見込めるため、下値は下値で堅そうです。

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