16日の海外動向と本日の相場見通し 環境良好、過熱感あるも、下がり難く上がり易い相場継続

17日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比60円高の21330円、高値は17日04時44分の21350円、安値は始値の21250円でした。16日のNYダウは続伸、前週末比85.24ドル高の22956.96ドルと、3日ぶりに過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は同18.204ポイント高の6624.005ポイントで、S&P500種株価指数とあわせ、主要3指数が過去最高値を更新しました。NY連銀が発表した10月の製造業景況指数が3年ぶりの水準に上昇したことが好感されました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の11月物は前週末比0.42ドル高の1バレル51.87ドルでした。NY外国為替市場で円相場は3日ぶりに反落し、前週末比35銭円安・ドル高の1ドル=112円15~25銭でした。

 

米株が堅調で、円相場も円安基調のため、本日の日経平均も強い動きが予想されます。想定レンジは21300円±100円程度です。日経平均は昨日まで10連騰しています。確かに過熱感はあります。しかしながら、売る理由が見当たりません。需給も圧倒的に買い方有利です。このため、下がり難く上がり易い状況が継続するでしょう。

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