Apple関連銘柄(iPhone関連銘柄)

新型iPhone発売に向け関連銘柄をチェック

iPhone7

アップルが9月に行う製品発表会、この時期は新型iPhoneへの期待からApple関連銘柄(iPhone関連銘柄)に注目が集まる。

2014年に「iPhone6」「6Plus」が発売され、翌年の2015年には「6s」が発売となった。そして今年、2016年は「iPhone7」の発表、発売が期待されている。

既にリーク情報でiPhone7の仕様やスペックなどの情報も出始めている。Plusにはデュアルカメラ、ワイヤレス充電、ヘッドホンジャックが無くなり完全な無線化になるのではとの噂が出ている。

集荷台数は年々頭打ちとなりつつあるiPhoneではあるが、2年に一度の新シリーズ発表は間違いなく話題となる。新型iPhoneの発表を前に、改めて日本株のApple関連銘柄(iPhone関連銘柄)をチェックしておこう。

2016年9月8日以下の項目を追記

Apple関連銘柄(iPhone関連銘柄)一覧

コード 銘柄名 企業情報・業務内容
6770 アルプス電気 売り上げの5割以上が自動車関連部品となるがApple製品向けも割合大きい。地磁気センサー部分、カメラの手ぶれ防止機能など、iPhoneに限らずスマホ全般に使われる部品を扱っており、Android機器にも部品を提供。
6981 村田製作所 自動車向け、スマホ向けのセラミックコンデンサーを取り扱う。iPhone7ではヘッドホンジャックがなくなり、ワイヤレス機能の重要度が増してきている。同社の扱う近距離無線距離モジュール(Bluetoothモジュール)は今後のスマホに欠かせないものであり、その他IoT機器全般にも必須の部品と言えるだろう。
6988 日東電工 「グローバルニッチトップ」戦略を掲げており、ニッチ商品でシェア首位多数となっている。液晶パネル用偏光板で世界トップシェアを誇っており、iPhone向けには透明導電性フィルムなどの提供も行う。
6740 ジャパンディスプレイ 日立、東芝、ソニーの事業を統合し発足した中小型ディスプレイ会社。既存のiPhone、Android向けも取り扱うが、次世代ディスプレイとなる有機ELディスプレイの開発に力を入れる。
6762 TDK iPhoneには高周波部品や2次電池(ポリマー電池)を提供。iPhone搭載部品は勿論のこと、ディスプレイ用保護フィルムやスピーカーなども扱う。
6758 ソニー 画像センサー市場の4割のシェアを誇ると言われている。iPhoneのカメラにも同社の画像センサーと部品が搭載されており、当然ではあるが自社製品である「Xperiaシリーズ」にも使われている。日本においてはPhone、Xperiaのシェアは大きく、ほとんどのスマホにソニー製部品が使われていると言っても過言ではない。
6479 ミネベア 極小ベアリングで世界シェアトップクラス。スマホ用にはバックライト(液晶用ライティングデバイス)を提供しており、この部品に関しても世界シェア7割を占めている。
7240 NOK オイルシールでは世界シェアトップクラス。子会社である日本メクトロンが手掛けるフレキシブルサーキット(FPC)小型のデジタル機器に使われており、iPhoneへの提供割合も大きい。
6807 日本航空電子工業 通信機器に用いられる水晶振動子などの小型部品をiPhoneにも提供。自動車、航空用機器は勿論のこと、今後はIoT機器全般にも同社部品が活用されていくはず。

Apple関連銘柄(iPhone関連銘柄)の本命(6770)アルプス電気

同社が生産する精密センサーは同業他社には真似できないものが多くあり、Apple社としても欠かせない企業と言われている。iPhoneの出荷台数の増減で反応することはあっても、Apple社からの値下げ強要や契約打ち切りなどのリスクは少ないと見られる。新型iPhone発表&発売時は素直に反応し易い。

iPhone7は9月中旬頃発売か。関連銘柄の思惑買いに期待

2016年9月7日にApple社の製品発表会が行われる。ここで新型iPhone「iPhone7」の詳細が明かされ、発売時期も明確になるとされている。通常では製品発表会後、1~2週間後に予約開始、更にそこから1~2週間で発売という流れとなるので、Apple関連銘柄、iPhone関連銘柄はこの期間で思惑買いが入ると考えられる。

iPhone6以降は大幅な出荷台数の増加は見込めないのではと言われており、iPhone7も発売後は材料出尽しとなる可能性が高い。関連銘柄を取引するなら製品発表会~発売日くらいまでとするのが比較的リスクは少ないかもしれない。

iPhoneユーザーの注目度は2017年モデルの方が高い?

2017年は初代iPhone発売から10周年となる為、Appleもここに最も力を入れてくるだろうと言われている。本来ならば「iPhone7s」が発売される年となるが、ここでは「s」を発売せず、「iPhone8」もしくは全く新しい名前のiPhoneが出るのではないかと注目される。

有機ELディスプレイの搭載や電子決済手段の充実、ワイヤレス通信等の強化など、多数の情報が出回っており、これだけ期待が大きいと2016年の「iPhone7」では買い控えが起こる可能性も出てくる。

万が一にもiPhone7の買い控えが起こり、予想を大きく下回る出荷台数となればApple関連銘柄、iPhone関連銘柄への失望売りも出てくるだろう。この点は関連銘柄にとっての懸念材料と言える。

実は少ないiPhoneの世界シェア

iPhoneの世界シェア、日本シェアは調査機関によって若干数字は変わってくるが大まかには以下の通りと言われている。

  • 世界シェア iPhone4.5割 Android4.5割 その他1割
  • 日本シェア iPhone7割 Android3割

2014年まではiPhoneの世界シェアは2割弱となっており、圧倒的にAndroidが上回っていたが、徐々に均衡してきたと言える。

一方で日本は既にiPhoneがシェアの大半を占めており、今後も拡大していくのではないかと言われている。

理由は単純で端末代金に寄るところが大きい。iPhone価格は世界中でほぼ同一価格となるが、Androidは製造会社によって大きく異なる。端末代が1万円を切っているAndroid機種も珍しくなく、これが世界シェアを二分する要因と言える。

日本ではAndroid端末もiPhoneとほとんど変わりなく10万円前後となっており、価格面での差はないに等しい。機能面でどちらが優れているかは判断できないが、日本のシェアを見る限りでは「同じような価格ならiPhoneを選ぶ」というユーザーが多いことが分かる。

iPhoneが低価格モデルを出してくるのか、それとも引き続き性能面を重視した製品で勝負するのか、この点も出荷台数に大きく関わってくるかもしれない。

勿論、日本のApple関連銘柄、iPhone関連銘柄にとって世界中で出荷台数が増えるのは望ましいことではあるが、それが低価格モデルとなった場合、これまで通り日本製の部品が使われ続ける保証はなくなりそうだ。

いずれにせよ、この記事を書いている9月4日時点では製品発表会前ということで全てが憶測、予測に過ぎない。製品発表後に追記、続報を書く予定。

iPhone 7は9月16日発売!気になる新機能は?

9月7日に行われたAppleの製品発表会にて新型iPhone「iPhone7/7Plus」の詳細、発売時期が明らかとなった。

「iPhone7/7Plus」共に9月9日より予約開始、9月16日が発売日となる。

ここではiPhone7シリーズで新たに搭載された新機能を挙げていく。

イヤホンジャックの廃止⇒ワイヤレスイヤホン「AirPods」登場

iPhone7ではイヤホンジャックが廃止され、更に薄さが追求されている。イヤホンジャックの廃止に伴いワイヤレスイヤホン「AirPods」が新たなAppleアクセサリーとして登場となった。一応、従来のコード型イヤホンを利用する為にLightningとイヤホンを変換するアダプターも付属されている。ただ、これで充電しながら有線のイヤホンで音楽を聴くことはできなくなった。

日本でのみFeliCa利用可能=お財布携帯機能搭載

日本ではお財布携帯機能がないという理由でAndroidスマホに拘っていたユーザーも多いだろう。今回、iPhoneが日本リリース版のみFeliCa利用可能としたことでAndroidユーザーが一気にiPhoneへ乗り換えてくる可能性がある。日本のユーザーにとっては最も重要な新機能かもしれない。

ただし、すぐにお財布携帯全機能が使えるわけではなく、まずはApple Pay、iD、QUICPay、Suicaのみが利用可能となる。電子マネーのユーザー数の多いEdy、nanacoなどは発売時点では対象外となっている。

防水・防塵機能を搭載

iPhone7では念願の防水・防塵機能が搭載となった。この機能を搭載する為にもイヤホンジャックの廃止が必要不可欠だったとも言える。また、ホームボタンも感圧式にしたことで防水性が強化された。日本のガラケーでは既に防水機能搭載のものが多く、サプライズ感はないが世界的には待望の機能となる。

カラーバリエーション

新色としてノーマルのブラックとジェットブラックが追加された。カラーバリエーションはローズゴールド、ゴールド、シルバー、ブラック、ジェットブラックとなる。

iPhone7/7Plusは売れるのか

最も気になる部分はiPhone7/7Plusが売れるのかどうかというところだろう。防水、お財布携帯機能など待望の仕様が搭載されたことは大きい。しかしながら、お財布携帯部分は未だ完全体ではない部分もある。Apple Payの認知度、利用可能店舗の少なさ、またEdyやnanacoなどが利用できないという部分が若干の不安材料か。

また、最大の買い控え要因はやはり来年がiPhone発売から10周年という記念すべき年であり、大型のアップデートが行われるのではないかとの見方が強いことが挙げられるだろう。

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