マグネシウム電池関連銘柄

実用化目処でマグネシウム電池関連銘柄に関心集まる

マグネシウム電池

本田技研工業(7267)と埼玉県産業技術総合センターは、世界で初めてマグネシウムを使い、繰り返し充電できる2次電池の実用化に目処を付けた。この報道を受け、マグネシウム関連銘柄が物色されている。

これまで次世代電池としてはリチウムイオン電池に注目が集まっており、スマホやEVには全てリチウムイオン電池が使われてきた。今回、コストの安いマグネシウム電池に実用化のメドが立ち、寿命や安全性の面でも遜色がないといった報道が出たことで一気に切り替わる可能性が浮上した。

低コストで小型化し易いことを考えると、マグネシウム電池関連銘柄はリチウムイオン電池関連銘柄以上に注目を集めることとなりそうだ。

マグネシウム電池関連銘柄一覧

コード 銘柄名 企業情報・業務内容
5121 藤倉ゴム工業 非常用マグネシウム空気電池(商品名: WattSatt ワットサット)」09月1日に発売しました。同社は、独自技術である複合化技術を用い、様々な用途での利用が期待されているマグネシウム空気電池の開発を行っています。ワットサットは、長期保管でき、塩水を投入すればすぐに発電し、スマートフォンを最大5台同時に充電できるそうです。なお、空気電池とは、正極活物質として空気中の酸素、負極活物質として金属を用いる電池の総称。
6937 古河電池 東日本大震災の被災地(福島県いわき市)に立地する古河電池は、震災時に得た「何が本当に必要だったのか?」の経験を生かし、携帯機器の電源に安心して使えるマグボックスを開発しました。凸版印刷(7911)との共同開発品で、凸版印刷は、紙製複合容器の技術を活用し、電池用部材を開発しています。これは、水や海水を入れるだけで発電、スマートフォンなどのUSB機器の充電に最適です。スマートフォンを20回フル充電できる大容量です。
5216 倉元製作所 同社の「ファンタスティックライト」は、マグネシウム電池を利用しています。少量の水で1週間以上点灯します。不燃ゴミに捨てられる使いきりライトです。3年以上保存可能です。また、10/1,2に新宿御苑で行われた【GTFグリーンチャレンジデー2016in新宿御苑】に参加し、マグネシウム電池を利用したマジックライト(エコライト)のワークショップを行い、またファンタスティックライトの販売も行いました。
4026 神島化学工業 海水中のミネラル(Mineral)資源利用のパイオニア。他社に先駆けて、海水から直接マグネシウムを取り出す工業化技術を確立。高純度の酸化マグネシウム(MgO)、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム(CaCO3)等を一貫生産。
5940 不二サッシ 不二サッシグループの不二ライトメタル株式会社が、難燃性マグネシウム合金を利用した燃料(空気)電池の共同研究に着手。本共同研究では、電極に発火抑制特性に優れた難燃性マグネシウム合金を薄板鋳造することで革新的な電極素材を開発し、同電池の量産化を目指している。同電池はカーボンを主体とした正極とマグネシウム板の負極を電解液(食塩水)に浸すことでマグネシウムが水中で溶けて放電します。
4800 オリコン 子会社のオリコン・エナジーは、マグネシウム発電の研究者で知られる東北大学の小濱泰昭名誉教授が設立したStoM社と資本業務提携を行っており、マグネシウム電池関連製品の製品化を目指している。オリコン・エナジーはマグネシウム電池の実用化に備え、複数のマグネシウム燃料電池製造に関する特許を取得しており、特許ラインセンス収入も期待される。

マグネシウム電池関連の本命(5121)藤倉ゴム工業

同社が開発した非常用マグネシウム空気電池、WattSatt(ワットサット)は水と塩で食塩水を作るだけで簡単に非常用の電源を確保することが可能となる。地震などの災害時はもちろんのこと、登山やキャンプなどといった場所でのバッテリー代わりとしても利用可能。

また、塩水を交換しなくても長時間使えるフィルム型マグネシウム電池の開発も行っており、これをスマホ用充電池として使った場合1ヶ月間継続利用が可能と言われている。

マグネシウム電池とは

空気マグネシウム電池

マグネシウム電池とは、電池反応にマグネシウムを使用している電池を指す。マグネシウムはイオン化傾向が大きいという性質があるため、負極材料として使われている。

負極に金属マグネシウム、正極に空気中の酸素を使用したマグネシウム電池を空気マグネシウム電池という。電解液には食塩水が利用され、発火を防ぐ役割も果たす。

マグネシウム電池の特徴

マグネシウム電池には以下のような特徴がある

安全

マグネシウムは発火し易い素材ではあるが、マグネシウム電池は安定的な酸化膜が出来るため、安全に扱うことが可能となっている。

小型・軽量

マグネシウム電池は小型化、軽量化が可能であるため、スマートフォン、ウエアラブル端末への活用が期待されている。IoT時代にとって欠かせない次世代電池と言えるだろう。

柔軟性

フレキシブル電池の作成が可能。Tシャツやジーンズといった柔軟な素材にもマグネシウム電池を組み込むことが可能。

長期保存

自己放電が少なく、長期保存が可能。空気マグネシウム電池は電解液に浸さない限りは放電せず、かなりの期間、保存が効く。

低コスト

比較対象となるリチウムイオン電池のリチウムと比べ、調達コストは25分の1程度となる。限りのあるレアメタルを使わずに同一パフォーマンスを発揮できるのがマグネシウム電池最大のメリット。

マグネシウム電池の課題は安全性。クリアは可能か?

マグネシウム電池の安全性

リチウムイオン電池よりも材料コストが安く、小型化も可能なマグネシウム電池だが、これまで実用化に至っていない最大の理由は安全性と言われている。

マグネシウムは燃焼し易い物質である為、これをスマートフォンやEVの電池に使えば安全性が著しく損なわれる恐れがある。

今回、ホンダ(7267)と玉県産業技術総合センターが実用化に目処が付いたと発表した内容には、「寿命や安全性でリチウムイオンと遜色ない水準を維持できる」との記載もある。これが確かであればスマホやEVでの利用も十分に考えられるだろう。むしり既存のリチウムイオン電池が使われている製品が全てマグネシウム電池に切り替わってもおかしくはない。

注目は今回のデータ、安全面の裏付けと言えるだろう。

マグネシウム電池関連銘柄の見通し

マグネシウム電池はその将来性の高さから複数の企業、大学が開発を進めている。これまでも何度か実用化一歩手前の報道が出る度にマグネシウム電池関連銘柄が注目を集めてきた。

今回、ホンダ(7267)と玉県産業技術総合センターが発表した内容では2018年の製品化を目指すということで、既に実用化うんぬんではなく量産技術の問題へと進んできている。

今後は開発企業だけでなく、マグネシウム電池の量産化体制を整えた企業などがマグネシウム電池関連銘柄の本命となってくるかもしれない。

様々な用途への活用が期待される素材ということもあり、マグネシウム関連銘柄は一過性ではなく息の長いテーマとして今後も頻繁に注目を集めそうだ。

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