個別銘柄情報(11/1分)

OLC(4661)、いちよしはレーティングを引き下げ
6111円 26円安
いちよし経済研究所は、同社のレーティングを従来の「A」から「B」に引き下げ、フェアバリューを同8600円から7400円に引き下げた。東京ディズニーランドのアトラクション「グランドサーキット・レースウェイ」を17年1月に、「スタージェット」を17年10月にクローズ予定だという。「スタージェット」等の工事は入園者の動線に影響を与えると考えたそうだ。このため、いちよしでは、工事期間中の入園者数を前回予想に対して下方修正したという。入園者数の下方修正に伴い、17.3期以降の営業利益見通しを前回見通しに対して下方修正したそうだ。

TOTO(5332)、野村は投資判断を引き下げ
4190円 10円安
野村證券は、同社の投資破断を従来の「Neutral」から「Reduce」に引き下げ、目標株価を同3880円から3570円に引き下げた。中国では、17.3期も温水便座(商品名:ウォシュレット)の拡販などで、現地通貨ベースでは増収増益が続くと見るため、国内の住宅市場が将来縮小しても海外で成長できる可能性の強さを理由に付与している住宅関連企業に対するプレミアム評価は変わらないが、円換算した際に減益幅が大きくなり、つれて親会社株主利益が前年比減益となることを勘案すれば、一時的に株価の割高感が強まると考えたそうだ。

トヨタ紡織(3116)、大和は投資判断を引き上げ
2707円 65円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価を同2400円から2900円に引き上げた。通期会社計画の営業利益は、従来:570億円→今回:690億円に増額修正。下期のドルの為替前提は従来と同じ100円だという。通期計画の増額が期待されていたものの、大和従来予想:675億円を上回る修正となり、サプライズだそうだ。これまで保守的な会社計画を示す傾向が多かった同社のスタンスに変化も感じる内容と言えるという。また、配当計画も従来:36円/株→今回:42円/株に引き上げており、好印象だそうだ。

キユーピー(2809)、SMBC日興は投資評価を引き下げ
2930円 55円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「1」から「2」に引き下げ、目標株価を同3970円から3330円に引き下げた。SMBC日興では、物流事業、調味料事業、タマゴ事業、サラダ・惣菜事業のEBITDA予想を見直すなどして、16/11期の営業利益予想を304億円から293億円へ3.6%、17/11期は351億円から345億円へ1.7%、18/11期は394億円から369億円へ6.3%減額したという。目標株価の引き下げ率約16%の内、約8%が業績予想の減額修正に伴うセクター内相対ROEの低下、約5%が目標株価算出に加味してきた特殊要因(プレミアム)の縮小、約3%が食品株全体の株価下落を目標株価算出モデルへ反映した影響だそうだ。

富士電機(6504)、岩井コスモは投資判断を引き上げ
541円 16円高
岩井コスモ証券は、同社の投資判断を従来の「B+」から「A」に引き上げ、目標株価を同520円から600円に引き上げた。足下は円高への対応も進み、また発電ビジネスなど一部事業の案件増加、国内工場の再編などによる費用改善などを総合的に考慮すると、同社業績には計画比で上振れ余地がありそうだという。また、来期業績につながる17.3期受注は、火力や水力など発電ビジネスが好調で、当初予想を超過する模様だそうだ。このほか中国での需要が増加している飲料自販機も増産が進むなど、18.3期業績に対する好材料は多いという。

島精機(6222)、いちよしはレーティングを引き下げ
2997円 36円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティングを従来の「A」から「B」に引き下げ、フェアバリューは2800円から3000円に引き上げた。いちよし従来予想を上回る高水準な受注残高を踏まえ、いちよしでは前回業績予想を上方修正し、17.3期は売上高605億円(前期比22%増)、営業利益110億円(同90%増)を予想したという。17.3期2Q末時点の高水準な受注残高の消化により17.3期下期も営業増益が続くと見たそうだ。一方、、株価水準の上昇によりレーティングは引き下げたという。

三菱電(6503)、野村は目標株価を引き上げ
1459円 36.5円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の1540円から1800円に引き上げた。空調事業をはじめ主要事業がほぼ全て計画比上振れ、17.3期上期業績は計画を大幅に過達。下期1ドル=100円前提でも会社が通期業績の上方修正を発表したという。野村では円高のマイナスが残るものの、その影響を除くと着実な業績回復が実現できると考えており、円高に前提変更(1ドル=105円→103円)でも利益予想は増額修正したそうだ。

ファナック(6954)、野村は目標株価を引き上げ
18840円 840円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の18000円から19000円に引き上げた。10月31日の本社説明会で、やや予想外であったのは会社の「FA(主にNC装置)売上の中国見通し」が慎重であったことだという。会社見通しは元来保守的だが、実際に2QのFA受注は1Q比20%減、前年同期比横ばいに留まったそうだ。このため、野村予想を小幅減額したという。高い競争力は評価するが、利益回復がまだ強くないそうだ。

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