個別銘柄情報(12/30分)

山崎パン(2212)、野村は投資判断を引き上げ
2735円 211円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価を同2200円から3000円に引き上げた。野村では、販売好調継続により主力アイテムへの更なる絞り込みを行うとの見方に変更したという。販売好調、アイテム削減による粗利率上昇に加え、物流効率の改善で販管費率も抑制され、収益性改善は継続すると判断したそうだ。従来予想以上に粗利益の改善が見込まれるため、16.12期の営業利益を325億円(QUICKコンセンサス:300億円)、17.12期を360億円(同316億円)と予想したという。

キーエンス(6861)、野村は目標株価を引き上げ
67080円 660円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の74000円から78000円に引き上げた。野村では営業利益は16.3期が2090億円(下期が前年同期比16%増の1087億円)・営業利益率54%、17.3期が前期比16%増の2430億円を予想だという。16.3期は“3期連続”過去最高額で、前回ピーク営業利益(08.3期の1024億円)が“8年間で倍増”する見込みだそうだ。

オムロン(6645)、野村は目標株価を引き下げ
4065円 125円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の5200円から4000円に引き下げた。野村では、営業利益を、16.3期が740億円(下期が前年同期比6%減の410億円)・営業利益率8.6%、17.3期が同7%増の790億円・営業利益率8.9%と予想したという。足枷は本社直轄事業で、液晶BL、太陽光PVの需要が流動的な上に、激化する競争環境への再建・差別化戦略も見えて来ないそうだ。

アインファーマシ(9627)、野村は目標株価を引き上げ
5800円 50円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の7300円から7600円に引き上げた。16年4月の調剤報酬0.17%のプラス改定となったという。改定と別枠で大型門前薬局の評価の見直しがあるが、同社の調剤報酬の大幅引き下げ懸念は遠のいたそうだ。将来の報酬引き下げに加え、後継者不足、薬剤師採用難に悩む調剤薬局を対象としたM&Aの機運は更に高まるという。

JVCKW(6632)、野村は目標株価を引き下げ
333円 10円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の380円から310円に引き下げた。16/3期の売上高は前期比5%増収の3000億円、営業利益は同39%減益の40億円を予想したという。オートモーティブ分野において、ディーラーオプションやOEMで大型の新規受注を獲得したことによる先行開発費の増加が、短期業績を押し下げると見たそうだ。パブリックサービス分野では、北米市場における無線システム事業の再構築が遅れており、本格的な収益回復は17/3期以降に持ち越される見通しだという。

パイオニア(6773)、野村は目標株価を引き上げ
335円 16円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の220円から320円に引き上げた。為替影響によるマージンの縮小、先行開発費用の発生などから、短期業績は伸び悩んでいるという。一方、大規模な新規受注によるOEM売上高の増加(17年1~3月期以降)、自動運転に向けた取り組み(3D-LiDAR、高精度・高度化地図)など、主力のカーエレクトロニクスの成長戦略が明らかになりつつあるそうだ。

日触媒(4114)、岩井コスモは投資判断を引き下げ
8470円 280円安
岩井コスモ証券は、同社の投資判断を従来の「A」から「B+」に引き下げ、目標株価を同11000円から9700円に引き下げた。アクリビュアが好調を持続しているが、基礎化学品でエチレングリコールの採算が足下で悪化しているほか、アクリル酸エステルの販売数量が伸び悩んでいること等を考慮し、営業利益予想は会社予想に比べ若干堅く予想したそうだ。

ヤマハ発(7272)、MUMSSは目標株価を引き上げ
2744円 40円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティング「Overweight」を継続し、目標株価を従来の3400円から3700円に引き上げた。国内での事業部をまたいだ工場再編や二輪車事業のプラットフォーム戦略の推進など、構造改革の効果が顕在化してきたという。これに加え、先進国のマリン(船外機)を中心とした需要回復で、15/12期はインドネシアの悪化を吸収して8期振りの最高利益更新(過去最高営業利益07/12期1270億円)を予想したそうだ。16/12-18/12期も2桁営業増益が続くと予想。

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