個別銘柄情報(2/17分)

全国保証(7164)、東海東京は投資判断を引き上げ
3295円 80円高
東海東京調査センターは、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Outperform」に引き上げ、目標株価は同4036円から3820円に引き下げた。16/3期の東海東京予想の当期利益は177億円、前年比17.4%増と前回予想の173億円から増額修正したという。修正要因は、(1)大手金融機関との新規提携・利用促進効果による収入保証料の当初想定以上の伸び、(2)与信関係費用の想定以上の減少、だそうだ。

帝国ホテル(9708)、野村は「Buy」でカバレッジを開始
2405円 135円高
野村證券は、同社について、新規に投資判断を「Buy」、目標株価を2780円でカバレッジを開始した。政府の観光立国政策などで訪日外国人数の増加傾向が今後も続くとも見るため、日比谷の「帝国ホテル」、「帝国ホテル大阪」など3つの直営ホテルの客室利用率は高水準を維持、客室単価も上昇し、好業績が続くと野村では考えたという。13年9月に2020年東京五輪招致が決定した際に株価は上昇したものの、外国人にも知名度がある当社のホテルが今後も高稼働を続けることが、中国などの景気減速懸念などで現在完全には織り込まれていないと考えたそうだ。

クボタ(6326)、GSは目標株価を引き下げ
1485.5円 31円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を2100円から1950円に引き下げた。16/12期計画営業利益は2350億円(1ドル=115円前提)と、GS旧予2500億円を下回るが為替前提の差異を考慮すれば概ね想定線だという。最終需要や為替を始めマクロ環境が不確かな現在の市場環境において、15/12期(12ヵ月換算ベース)に対し約5%の物量増と5%増益を狙う営業利益を同社が新計画として掲げたことはポジティブに捉えられると考えたそうだ。一方、15/12期実績、足元の為替動向などを踏まえ、GS営業利益予想を-6%/-5%減額(為替前提は旧1ドル=120円から115円へ変更)したという。

鳥貴族(3193)、いちよしはレーティングを引き上げ
2321円 228円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティングを従来の「B」から「A」に引き上げ、フェアバリューを同2600円から3000円に引き上げた。16.7期2Q累計(15年8月-16年1月)の既存店売上高は前年同期比10.7%増。会社側の16.7期2Q累計の想定は同4.0%増なので、好調に推移しているという。いちよしでは、17.7期以降も既存店売上高の堅調な推移と、60店舗超の直営店の純増を予想し、17.7期以降の業績見通しを前回見通しに対して上方修正したそうだ。

WSCOPE(6619)、いちよしはフェアバリューを引き上げ
3650円 115円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティング「A」を継続し、フェアバリューを従来の3500円から4400円に引き上げた。リチウムイオン電池用セパレータの需要は想定以上に旺盛であり、中期的な収益成長はさらに高まると予想したという。いちよしでは16.12期及び17.12期の業績予想を小幅修正に止め、8・9号ラインの前倒し効果により18.12期以降の見方を強めたそうだ。16.12期については会社側の為替前提がやや保守的(いちよし予想は115円/米ドル、1200韓国ウォン/米ドルが前提)であることからこれを上回ると予想したという。

東製鉄(5423)、MUMSSはレーティングを引き上げ
743円 13円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Underweight」から「Neutral」に引き上げ、目標株価を同730円から860円に引き上げた。スクラップ価格の低位安定によりスプレッドが従来想定より拡大すると見て、業績予想を増額修正したという。16/3期や17/3期は引き続き増益基調が期待できることからレーティングを見直したそうだ。ただし、さらなるスクラップ価格下落は実現性が低く、継続的な大幅増益シナリオが描きにくいという。

前田建(1824)、MUMSSはレーティングを引き上げ
758円 変わらず
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Underweight」から「Neutral」に引き上げ、目標株価を同680円から900円に引き上げた。MUMSSでは、同社は準大手ゼネコンのなかで建築分野の収益力が劣後しているとみていたが、2016/3期3Q決算をみると他社並みに収益が回復。2016/3期連結営業利益は2001/3期の131億円を大きく上回り過去最高益を更新する予想に変更したそうだ。

ホンダ(7267)、JPは投資判断を引き上げ
2958円 9円高
JPモルガン証券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Overweight」に引き上げ、目標株価を同4000円から4200円に引き上げた。JPでは、16/3期の営業利益を7036億円(前期比4.9%増)、17/3期を7391億円(前期比5.1%増)と予想。JPの予想では、17/3期にもタカタエアバッグ関連費用として1000億円織り込むが、それを考慮しても品質費用は16/3期対比で減少し、増益要因として作用する見通しだという。ブラジルレアルやカナダドルなどの新興国通貨安の影響はあるも、17/3期に向けて増益確度が高い数少ない銘柄として注目できるそうだ。

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