個別銘柄情報(2/20分)

日立化(4217)、CSは投資評価を引き下げ
3225円 60円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Outperform」から「NEUTRAL」に引き下げ、目標株価は同3380円から3550円に引き上げた。業績好調だが、株価上昇に伴い18/3期CS予想ベースPERは14.2倍と同社過去10年間の平均(14.6倍)並みまで上昇し、ほぼ株価に織り込まれたと考えたという。今回、CSでは為替前提変更(1ドル=108円から同115円)およびリチウムイオン電池(LiB)用負極材の車載向け売上拡大などを織り込み、同社の営業利益予想を18/3期610億円から645億円へ、19/3期650億円から685億円へ、それぞれ引き上げたそうだ。

森永乳(2264)、CSは目標株価を引き上げ
740円 17円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価「OUTPERFORM」を継続し、目標株価を従来の850円から900円に引き上げた。3Q実績を反映し、今後3年営業利益(17/3期~19/3期)予想を従来比18%増額修正したという。機能素材は3Q累計で前年比5割増の売上成長(従来CS予想は2割増)。「シールド乳酸菌」は100超の商品に採用されており、加工食品メーカーや外食産業の間で、差別化素材として注目が高まるそうだ。18/3期は原料高影響からYoY4.5%減益がCS予想だという。この影響は17/3期営業利益予想に対して、14%の減益要因。一方で、高付加価値・差別化商品の構成比を高めるためのプロダクトポートフォリオの最適化、生産・販売の効率化が相殺し、5%弱の減益にとどまるとみたそうだ。

トレンド(4704)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
4840円 35円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「3」に据え置いたが、目標株価を従来の3600円から4700円に引き上げた。総合的なサイバーセキュリティ企業を目指す戦略は順調に進捗している印象だという。しかし、売上高の大半を占めるPC中心のウィルス対策製品の需要は成熟し、世界的に縮小傾向にあり、増収を続けてきた日本の個人向け製品や、法人でも現在主力のウィルス対策製品の需要が縮小することが今後の懸念要因だそうだ。一方、事業拡大のために費用を増加させる方針は修正され、費用は抑制されて利益水準は高まっており、配当性向70%の方針に基づいて配当が増加していることを考慮して、目標株価を引き上げたという。

デンソー(6902)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
5085円 9円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の5500円から5700円に引き上げた。予想以上の円安進展が続いており、この度4Q以降のSMBC日興為替前提を110円から115円/USDに変更。平均レートを17/3期108円→109円/USD、18/3期110円→115円/USへと変更したという。これにより18/3期予想を上方修正し、営業利益は3650億円から3750億円としたそうだ。

アイシン精(7259)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
5660円 30円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の5800円から6300円に引き上げた。今回の変更点は、ATビジネスの増額と為替前提の円安シフトだという。営業利益は17/3期2080億円→2100億円(ガイダンス2050億円)、18/3期2260億円→2350億円に増額したそうだ。中国リスク台頭から株価調整が進む可能性はあるが、その後、好業績期待から株価上昇に転じると予想しているという。

住友電(5802)、野村は目標株価を引き上げ
1880円 7.5円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の1910円から2230円に引き上げた。17.3期の営業利益予想を1350億円から1450億円に上方修正したという。100億円の上方修正のうち、情報通信と自動車で40億円ずつ、エレクトロ二クスで20億円上方修正したそうだ。自動車では、我々の数量の基本的な見方に変化はないが、利益率の改善が予想以上に進んでいるという。

日化薬(4272)、野村は目標株価を引き上げ
1581円 23円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1910円から2230円に引き上げた。ドル円前提を103円→114円に引き上げ、輸出の多い機能化学品とセイフティシステムズの営業利益率を上方修正したという。長らく低迷が続いた機能化学品の需要回復もあいまって、18.3期は高い売上成長を予想したそうだ。課題は医薬品事業の立て直しだという。

三菱UFJリース(8593)、大和は投資判断を引き上げ
620円 16円高
大和証券、同社の投資判断を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価を同530円から660円に引き上げた。第3四半期実績を踏まえ、業績予想を見直したという。2016年度予想売上高は8310億円(従来予想8290億円)、経常利益は875億円(同835億円)、当期純利益は570億円(同540億円)を予想したそうだ。。ベースのリースや割賦での利益に加え、キャピタルゲインの実現により増益確度が高まりつつあると判断。今期業績に関して、最終利益は会社計画(510億円)の超過を予想したそうだ。

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