個別銘柄情報(2/9分)

三越伊勢丹(3099)、大和は投資判断を引き上げ
1327円 104円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「4」から「3」に引き上げ、目標株価は同1750円から1500円に引き下げた。大和証券予想は法人実効税率引き下げの影響も織り込み、15年度の当期利益を除いて小幅減額したという。保守的と目された15年度下期の連結営業利益予算(前年同期比3.5%減)は保守的でなくなったが、達成可能だそうだ。株価調整が進み、バリュエーション面の割高感がなくなったと考えられることから、投資判断を引き上げたようだ。

科研薬(4521)、大和は投資判断を引き上げ
7680円 350円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価は同9500円から9100円に引き下げた。大和では、Jublia関連売上高を16/3期は会社予想並みとし、17/3期以降は従来比約4割減額し、承認が遅れている腰椎椎間板ヘルニア治療剤コンドリアーゼは売上予想から一旦除外したという。一方、クレナフィンは当面の薬価引き下げを2018年4月のみの想定に変更し、17/3期以降の売上予想を増額したそうだ。

三菱重(7011)、大和は投資判断を引き下げ
389.2円 37.7円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「1」から「3」に引き下げ、目標株価を同800円から450円に引き下げた。当面のリスクは客船と米原発問題だという。客船の2番船は、1番船に比べて640億円(約50%)の習熟効果が見込めると示されたが、引き渡しまで約1年を要する見込みであり、悪材料出尽くしとは判断し難いそうだ。米原発問題は16年末~17年に決着見込みだという。

Jパワー(9513)、野村は投資判断を引き下げ
3750円 275円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同5270円から4170円に引き下げた。油価低迷が続いている点を慎重に考慮し、20年以降に運転開始予定の石炭火力発電所の収益性(利益)予想を下方修正したという。現行油価(ドバイ原油30USD/bbl程度)では、新設石炭火力の発電費用は新設LNG火力を上回ると推定されるそうだ。卸電力取引所の電力価格が低下しており、交渉中の電力会社との契約変更(卸値を原価ではなく市場価格に基づいて決定)に成功しても、既存石炭火力設備の収益性が向上する余地は限定的と考えたという。

関電工(1942)、SMBC日興は投資評価を引き上げ
886円 109円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価を同870円から1040円に引き上げた。ゼネコンを筆頭に建築分野の採算性向上が続いていることや、東京電力発注工事が回復に転じたことが、利益目標引き上げの背景にあると考えたという。SMBC日興従来想定以上のペースで総利益率が向上するとみて、SMBC日興予想を増額修正したそうだ。

スクリーン(7735)、GSは目標株価を引き上げ
806円 55円安
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断は「中立」に据え置いたが、目標株価を従来の780円から840円に引き上げた。FPD事業は3Q営業利益率9%と一定の収益性を確保。液晶製造装置の需要環境は堅調で、1-3月期及び来期にかけて良好な受注動向が期待できるという。GS業績予想は主に3QのSPE受注上振れ/FPD事業の収益性改善を反映し、今期/来期/再来期の営業利益予想を其々6%/7%/0.4%引き上げたそうだ。

ダイハツ(7262)、GSは投資判断を引き上げ
1637円 104円安
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「売り」から「中立」に引き上げ、目標株価を同1300円から1700円に引き上げた。1月29日引け後に親会社トヨタがダイハツへのTOBを発表。株式交換契約によると、株式交換比率はダイハツ株1に対してトヨタ株0.26。ダイハツ株は今年7月27日に上場廃止予定。同社経営陣の株主価値改善に対する姿勢を踏まえ、投資判断を引き上げたという。国内軽の販売シェア競争が最悪期を脱し国内収益が安定してきた印象であり、GS16/3-18/3期EPS予想を4%/4%/1%増額修正したそうだ。

西鉄(9031)、MUMSSは目標株価を引き上げ
834円 23円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティング「Buy」を継続し、目標株価を従来の850円から1040円に引き上げた。九州エリアへのアジア旅客流入、東京など沿線外ホテル展開などインバウンド需要が業績牽引、16/3期以降のMUMSS営業利益予想を引き上げたという。16/3期3Q決算発表時に、会社が業績予想を再増額修正、16/3期までの中計目標は大幅超過達成すると予想したそうだ。

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