個別銘柄情報(3/16分)

日産化(4021)、みずほは投資判断を引き上げ
2873円 86円高
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を同2700円から3300円に引き上げた。「アルテア」(水稲用除草剤)や「フルララネル」(動物用医薬品原薬)の出荷好調による農業化学品の収益拡大により、業績予想を上方修正したという。農業化学品の利益構成比は15/3期37%から18/3期49%へ上昇を予想、機能性材料に代わってコア事業になる可能性が高いと考えたそうだ。17/3期は円高の影響で減益が予想される化学メーカーが散見される中、農業化学品を牽引役に増益を確保できる見通しで、みずほ証券では増配(前期比7円増)並びに自社株式取得(90億円)を想定したという。

アコム(8572)、野村は投資判断を引き上げ
556円 12円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Reduce」から「Neutral」に引き上げ、目標株価を同430円から550円に引き上げた。1)株価の下落によりバリュエーションの割高感が消失したと判断、2)利息返還費用計上による利益変動リスクの逓減、3)マイナス金利による金利低下、貸倒費用を除く粗利益率の改善や信用保証事業の拡大が想定され、事業構造上ポジティブであること、以上3点により、投資判断を引き上げたそうだ。

アイフル(8515)、野村は投資判断を引き上げ
389円 20円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Reduce」から「Neutral」に引き上げ、目標株価を同300円から370円に引き上げた。1)株価の下落によりバリュエーションの割高感が消失したと判断、2)利息返還費用計上による利益変動リスクの逓減、3)マイナス金利による金利低下、貸倒費用を除く粗利益率の改善や信用保証事業の拡大が想定され、事業構造上ポジティブであること、以上3点により、投資判断を引き上げたそうだ。

ファナック(6954)、CSは投資評価を引き下げ
17630円 345円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「UNDERPERFORM」に引き下げ、目標株価を同24000円から16000円に引き下げた。iPhone7向け金属筐体投資の回復期待が剥落したうえ、収益頭である工作機械向けを中心とするFA事業も更新サイクルは既にピークアウト、18/3期に向けて需要低迷が長期化しそうだという。今期予想営業利益を2300億円から2100億円(会社計画2101億円、IFIS予想2152億円)へ、来17/3期予想も2700億円から前年比10%減の1890億円(IFIS予想1939億円)へ減額したそうだ。

オークマ(6103)、CSは投資評価を引き下げ
827円 28円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「UNDERPERFORM」に引き下げ、目標株価を同24000円から16000円に引き下げた。国内補助金の規模は予想以上に小さいうえ、海外景況感の悪化もあり、月次受注の再加速期待が薄れたと考えたという。補助金効果や直近の月次受注動向、為替前提の変更などから今16/3期予想営業利益を215億円から208億円(会社計画210億円、IFIS予想202億円)、来期予想も225億円から前年比11%減の185億円(IFIS予想169億円)へ減額修正したそうだ。

稀元素(4082)、岩井コスモは投資判断を引き下げ
3130円 135円安
岩井コスモ証券は、同社の投資判断を従来の「A」から「B+」に引き下げ、目標株価を同6000円から3800円に引き下げた。第4四半期(1-3月)の足下のレアアースの販売数量や価格並みと想定し、通期では概ね会社修正計画通りでの着地を予想したという。来17.3期も触媒の需要増などで増収増益を予想したが、伸び率は1桁台前半と留まると予想されることから、投資判断を引き下げたそうだ。

ケンコーマヨ(2915)、東海東京は「Outperform」でカバレッジを開始
2339円 116円高
東海東京調査センターは、同社について、レーティングを「Outperform」、目標株価を2950円でカバレッジを開始した。16/3期通期業績を売上高663億円、前年比+9.9%、経常利益34億円、同+21.4%増と予想。売上高、経常利益とも会社通期計画を上回ると予想したそうだ。17/3期以降は、最終消費者である個人の総菜・加工食品への需要継続に伴う外食業界、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの同社商品需要の高まり、豊富な商品アイテムと提案営業による商品提案力の継続、が期待されることに加え、工場設立シナリオを想定、利益率改善と売上高増加による好調な業績推移を見込んだという。

GMOPG(3769)、MUMSSは目標株価を引き上げ
7440円 380円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティング「Overweight」を継続し、目標株価を従来の5900円から8800円に引き上げた。GMO後払いは堅調、販管費もコントロール可能で、20/9期まで25.7%増益を予想したという。加えて、CtoC(個人間取引)市場の拡大が中長期での成長期待を支えると考えたそうだ。カバレッジセクター内における同社の今後の株価パフォーマンスが相対的に上位になると見ているいう。

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