個別銘柄情報(5/9分)

キリンHD(2503)、SMBC日興は投資評価を引き上げ
1771.5円 62円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「2」から「1」に引き上げ、目標株価を同1670円から2010円に引き上げた。新経営陣による経営改革は本物とみて、投資評価を引き上げたという。国内清涼飲料事業とブラジル事業の営業損益予想を増額したそうだ。改革成果が実績となっていけば株価のディスカウントが解消へ向かうと見たという。

ベネッセHD(9783)、野村は目標株価を引き下げ
2497円 628円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の3400円から2990円に引き下げた。国内教育は、結果的に進研ゼミプラスの「100万人体験会」やDM増加などの効果が上がらなかったという。小中高別の会員数などの情報は5月11日の決算説明会まで開示がないが、会員28万人の減少が12ヶ月続くとすると、平均単価約3800円として約130億円の減収要因となるそうだ。海外事業や介護事業の拡大は見込めるものの、従来よりも野村予想を大幅に下方修正したという。また、進研ゼミそのものが、競合他社が提供する学習ツールの多様化などの影響を受けている可能性があるとも。

三洋化(4471)、野村は目標株価を引き下げ
799円 23円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1030円から920円に引き下げた。17.3期は営業利益137億円(前期比10%増)を予想したという。会計基準の変更による減価償却費の減少(17億円)を考慮すると実質的には前期比4%減益だそうだ。なお、生活・健康産業関連は、円高、SAP需給悪化を考慮し、従来予想比7億円下方修正したという。

ニチイ学館(9792)、野村は目標株価を引き下げ
710円 71円安
野村證券は、同社の投資判断「Reduce」を継続し、目標株価を従来の700円から500円に引き下げた。会社が16.3期に不採算事業等の減損等特別損失72億円と繰延税金資産取り崩し43億円を実施したこと、介護の利用者減少が続いていることなどを踏まえ、16.3期以降の野村予想を下方修正したという。COCO塾はスクールマネージャー配置や新サービス投入を表明するが、これまで集客に苦労した教室は現状通りで大きな期待はしづらいそうだ。

協和キリン(4151)、CSは投資評価を引き上げ
1948円 55円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「OUTPERFORM」に引き上げ、目標株価を同1600円から2200円に引き上げた。4月27日に発表した1Q決算の進捗率が高かったことで、通期業績に更なる上ブレ余地が生じたと考えたという。目先の株価は自社開発の成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)治療薬ポテリジオ、喘息/COPD治療薬ベンラリズマブ、くる病治療薬KRN23、などの抗体医薬の開発プロジェクトの進展による影響が大きいそうだ。

大成建(1801)、CSは目標株価を引き下げ
734円 14円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価「UNDERPERFORM」を継続し、目標株価を従来の830円から800円に引き下げた。業績は堅調だが、他社の利益水準が上昇しており、同社の相対的な投資魅力が低下していると考えたという。同社が配当性向もしくは還元性向を高めない場合は、資本政策においても同社の投資魅力度は低下すると見たそうだ。

M&A(2127)、いちよしはフェアバリューを引き上げ
6450円 100円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティングは「B」に据え置いたが、フェアバリューを従来の5000円から5700円に引き上げた。良好な事業環境やコンサルタント数及び受託残高の増加などを背景に、17.3期も業績拡大は続くと考え、いちよし予想を上方修正したという。会社側は中期経営目標として19.3期に経常利益100億円達成を掲げているが、いちよしでは1年前倒しで達成可能と予想したそうだ。

エムスリー(2413)、いちよしはフェアバリューを引き上げ
3145円 85円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティングは「B」に据え置いたが、フェアバリューを従来の2600円から3000円に引き上げた。17.3期について、いちよしでは前期比で20%超の利益成長が可能と考えたという。前回予想からは円高シフトなどで海外事業を見直したが、成長トレンドに変化はないそうだ。15.3期にあった一部製薬会社の発注抑制や海外事業ではバグ問題の解消が増益に寄与するという。EBS事業は、16.3期末の受注残230億円と高水準で拡大基調が続く可能性が高いそうだ。

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