個別銘柄情報(6/3分)

伊藤ハム米久(2296)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
1042円 79円高
SMBC日興証券、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の1000円から1260円に引き上げた。経営統合に伴うのれん償却が年間約14億円になることが判明したため、SMBC日興は17/3期の営業利益予想を201億円から187億円へ14億円減額したという。18/3期は233億円から223億円へ10億円引き下げたが、のれん償却影響を除き4億円の実質増額修正、19/3期は250億円の予想を据え置くため実質14億円の増額修正となったそうだ。営業利益予想を実質増額したのは、16/3期の統合2社の営業利益の単純合算値が174億円とSMBC日興予想158億円を16億円(内、伊藤ハムが12億円、米久が4億円)超えた点を考慮したためだという。

SMC(6273)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
27385円 45円安
SMBC日興証券、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の26000円から27000円に引き上げた。新興国通貨の為替影響が想定以上に大きいという。17/3期の営業利益予想を旧1286億円→新1148億円、18/3期を旧1399億円→新1229億円に修正したそうだ。業績予想は下方修正しているが、機械、造船・プラントセクターの基準PERを引き上げたことにより、目標株価は上方修正したという。

フジシール(7864)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
4255円 30円安
SMBC日興証券、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の4850円から5590円に引き上げた。SMBC日興は、17/3期の営業利益予想を118.1億円から111.0億円へ6%、18/3期は143.2億円から140.8億円へ2%減額したが、19/3期は169.5億円から178.3億円へ5%増額したという。営業利益予想がちぐはぐな動きになったのは、設備投資と減価償却費予想の変更の影響を受けたためだという。むしろ日本と米国でのEBITDAマージン改善が進んでおり、17/3期以降、減価償却前のEBITDA予想を1%程度増額したそうだ。業績は16/3期を底に、17/3期から回復局面に入るとの見方を再確認したいという。

カシオ(6952)、CSは目標株価を引き下げ
1632円 40円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「OUTPERFORM」に据え置いたが、目標株価を従来の2900円から2200円に引き下げた。営業利益予想を、17/3期597億円→484億円(会社計画480億円)、18/3期647億円→527億円に修正したという。下方修正の背景は、1)時計での間接的な為替影響に伴う販売減(新興国通貨安による現地での購買力低下)、2)時計での広告宣伝費増(YoY約20億円)、3)DSC/教育関連での時計と同様な為替影響、3)システムの利益改善遅れ、などだそうだ。

セイコーHD(8050)、CSは目標株価を引き下げ
385円 17円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の520円から470円に引き下げた。17/3期は円高影響に加え、ブランド強化のための全社的な広告宣伝費増、時計事業での減価償却費増が重荷だという。販売も米国市場向けと、ムーブメントの回復が遅れており、しばらく市場の期待は上がりにくいと考えたそうだ。営業利益予想は17/3期132億円→112億円(会社計画120億円)、18/3期150億円→133億円に修正したという。

エーザイ(4523)、CSは投資評価を引き下げ
6359円 107円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「UNDERPERFORM」に引き下げ、目標株価を同7000円から5000円に引き下げた。株価は、足元の業績やバリュエーションよりも開発中のアルツハイマー型認知症治療薬の開発状況などのニュースフローによって上下する展開が予想されるという。CSでは、抗アルツハイマー薬の結果待ちのなかで、リスク回避を推奨するそうだ。

味の素(2802)、野村は投資判断を引き下げ
2551.5円 2.5円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同3200円から2800円に引き下げた。野村では、17.3期の営業利益を913億円(会社計画910億円)と予想したが、Quickコンセンサス958億円を下回るという。景気減速、カントリーリスクが重石となるため、海外調味料・加工食品の売上を現地通貨ベースで前期比4%増収(従来は同7%増収、会社計画は同10%増収)と予想し、海外食品の営業利益は計画未達と予想したそうだ。

東ガス(9531)、みずほは投資判断を引き下げ
418.6円 17.5円安
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価を同600円から420円に引き下げた。17/3期経常利益予想を、前期に生じたスライドタイムラグ影響の縮小や日立LNG基地操業開始に伴う減価償却費増、割引率変更に伴う年金数理差異償却等によるガス事業での減益が主因で、前期比1477億円減益の411億円と予想したという。18/3期は一過性要因剥落から865億円まで回復、中期的な利益水準はガス自由化によるリスクを一定程度織り込んだ上でも1000億円前後で推移するとみるが、前回予想比では300億円台の下方修正だそうだ。

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