個別銘柄情報(7/21分)

ABCマート(2670)、野村は目標株価を引き下げ
6830円 120円安
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の8200円から7850円に引き下げた。野村予想を小幅に下方修正したという。円高によるインバウンド需要の後退で都心店舗の売上減速で客単価が伸び悩み、17.2期野村予想の既存店販売は前期比2.5%増収から同0.2%増収へ引き下げたそうだ。一方、円高による原価削減で、リードタイムを伴い下期以降の国内採算の改善が見込まれ、一定の下支え効果が期待されるという。

住友鉱(5713)、CSは目標株価を引き下げ
1208.5円 7.5円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「OUTPERFORM」に据え置いたが、目標株価を従来の1500円から1400円に引き下げた。CSグローバルメタルチームの非鉄市況予想変更に伴い、為替、金、ニッケル、銅のCS前提をそれぞれ変更したという。これらの前提変更に伴い、CS業績予想を下方修正したそうだ。ただし、7月15日の為替・非鉄市況を使えば、今期経常利益は会社計画を43%上回る計算となり、今期会社計画は上回る可能性が高いという。

三菱マ(5711)、CSは目標株価を引き下げ
275円 8円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の330円から310円に引き下げた。17年3月期以降の為替前提を従来の109円/USDから103円(会社前提110円)に変更。CSグローバルメタルチームの非鉄市況予想変更に伴い、17年3月期の銅市況を208セント/lbから206セント(会社計画230セント)へ下方修正したという。18年3月期以降は変更無し。主に円高修正により、17年3月期以降の経常利益予想を下方修正したそうだ。円高、銅市況安、国内セメント需要低迷、超硬工具需要回復遅れなどにより、17年3月期会社経常利益計画680億円は下振れするとの考え方に変更はないという。

DOWA(5714)、CSは目標株価を引き下げ
581円 19円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の710円から650円に引き下げた。17年3月期以降の為替前提を109円/USDから103円(会社計画115円)に変更。また、銅市況前提を17年3月期は4594ドル/トンから4534ドル(会社計画4800ドル)へ下方修正したという。円高修正の影響が大きく、17年3月期以降の経常利益を下方修正したそうだ。

ミツコシイセタン(3099)、みずほは目標株価を引き下げ
1036円 26円高
みずほ証券は、同社の投資判断は「買い」に据え置いたが、目標株価を従来の1500円から1300円に引き下げた。Brexitなどによる円高の進行により、外国人観光客や国内富裕層に支えられてきた高額品の需要が長期的に低迷する可能性が高まっているという。婦人衣料の販売基調にも回復の兆しはみられないことから、みずほ証券予想を下方修正したそうだ。一方、経営陣によるガバナンス体制の強化が進んでいることから、業績モメンタムの悪化を機に、投資採算の厳格管理や低採算事業への構造改革が加速する可能性に注目するという。

ジェイアイエヌ(3046)、みずほは目標株価を引き下げ
4215円 185円安
みずほ証券は、同社の投資判断は「中立」に据え置いたが、目標株価を従来の4000円から3900円に引き下げた。2016/8期3Q(3-5月)の営業利益は前年同期比36.8%減とみずほ証券予想を下回ったという。足元の販売動向も踏まえ、業績予想を下方修正したそうだ。一方、低価格で機能性を兼ね備えた同社のPB商品の競争力は高く、国内外でのシェア上昇が続くとの見方に変更はないという。足元の株価調整により、業績悪化の可能性は概ね織り込まれたと判断しているそうだ。

ソフトバンク(9984)、ドイツ証券は投資判断を引き下げ
5391円 18円安
ドイツ証券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Hold」に引き下げ、目標株価を同7000円から6500円に引き下げた。ARMは優れた位置に付けている企業とみられるが、シナジー効果は見込めず、変化の著しいセクターにあって、2016年予想PERで47倍という買収価格は余りに割高と考えたという。純債務/EBITDAが推定5.2%押し上げられる上、グループが保有する他の様々な資産に加え、ARMを傘下に置いて管理することにかなり労力を取られる可能性があるそうだ。

任天堂(7974)、MUMSSは目標株価を引き上げ
28000円 235円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティング「Overweight」を継続し、目標株価を従来の27800円から40300円に引き上げた。中期の利益成長ストーリーを強めたという。牽引役は、従来の(1)次世代ゲーム機「NX」と(2)次世代携帯ゲーム機「MH(MUMSS仮称)」に、新たに(3)「ポケモンGO」と(4)「ポケモンGO Plus」を加えた4本柱になるそうだ。目標株価算定基準期21/3期のMUMSS予想当期利益は2260億円と、従来予想1538億円を上回り、17/3期以降の年平均68.8%(従来56.3%)と高い成長を想定したという。

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