29日の日経平均は前日比108.88円高の18,982.23円

29日の日経平均は前日比108.88高の18,982.23円、高値は18,991.01円、安値は18,783.36円。東証1部の出来高は15億7873万株、売買代金は1兆7689億円、値上がり銘柄数は1557銘柄、値下がり銘柄数は277銘柄、変わらずは101銘柄。日経平均は続伸。

前場の日経平均は小幅反落。前日の米市場が原油価格の下落を嫌気して下げたことを背景に日経平均は小幅安スタート。ただ、一巡後は下げ渋り一時プラス圏に浮上、市場参加者が限られるなかで、積極的に上値を追う動きは見られずその後は前日終値を挟んでのもみ合い。個人主体での中小型株物色の展開となっている。

後場の日経平均はプラス圏に浮上した後に上げ幅を拡大。後場寄り付きから買い先行で始まるとその後は先物主導で上げ幅を拡大し、午後13時48分には、本日の高値となる1万8991円01銭(前日比117円66銭高)まで上昇。その後はやや伸び悩んだものの高値圏はキープし大引けを迎えた。後場の上昇の要因としては、年末に株価が上昇する「掉尾の一振」明日、年内最終日の大納会での株高を期待した買いが入ったとの見方が強いようだ。

東証33業種では、パルプ・紙、海運業、電気・ガス業、鉄鋼、非鉄金属が値上がりした。一方、ゴム製品、食料品、小売業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはさくらモリテックス(7714)、2位はオルトプラス(3672)、3位はDCM ホールディングス(3050)。一方、値下がり率トップはパイプドHD(3919)、2位はハローズ(2742)、3位はリニカル(2183)。

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