マザーズ信用価損益率マイナス25.9%、真綿で買い方の首を絞めるような、陰湿な調整相場の継続を想定

10日付け日経新聞によれば、「松井証券が算出した東証マザーズ市場の信用買いの評価損益率は、8日時点でマイナス25.9%となった。算出を始めた7月1日(マイナス15.1%)から10ポイント悪化し、最も低くなった。」ということです。一方、9日の東証マザーズの売買代金は、たったの541億円です。7月20日から15営業日連続で活況の目安の1000億円を下回っています。つまり、マザーズ市場は流動性が枯渇しています。

 

自らの売りでの価格インパクトが大き過ぎて、投げたくても投げられない状況に陥ってる個人が多そうです。こうなると、追証絡みの小口の売りが吸収できず、価格だけジリジリと下落する銘柄が増加し、とりわけ、信用買い残の積み上がった銘柄に、その傾向が強く出そうです。

 

なお、日銀砲効果で、東証1部に代表される全体相場の急落リスクは足元で大幅に低下しています。このため、マザーズにだけ、セリングクライマックスが訪れる可能性は低いとみています。流動性枯渇状態が継続し、少しずつ、資金が流出する結果、真綿で買い方の首を絞めるような、陰湿な調整相場の継続を想定しておく必要がありそうです。

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