今週の相場見通し 日経平均は堅調推移を見込むも、バイオのナイアガラは警戒

今週の日経平均は、7月の米雇用統計の上振れを受け、米株高、円高一服となったことで、堅調スタートが見込まれます。また、日銀のETF買い効果もあり、下値は相当堅そうです。一方、週末にバイオ関連の悪材料が相次いでいるため、バイオ関連のナイアガラの発生は危惧されます。これは特に、新興市場全体にネガティブに作用する見通しです。

 

6日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比220円高の16430円でした。5日のNYダウは大幅反発、前日比191.48ドル高の18543.53ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同54.873ポイント高の5221.121ポイントと、2015年7月以来、およそ1年ぶりに過去最高値を更新しました。7月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比25万5000人増と市場予想の18万人程度の増加を大きく上回ったことや、賃金の伸びも緩やかに加速したことが好感されました。

 

よって、週明け8日の日経平均は6日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物終値16430円にサヤ寄せして始まる見通しです。基本的には、週を通じて、円高一服、米国景気好調のメリットを受ける、主力の輸出関連が買われるでしょう。また、日銀のETF買いで需給面で好インパクトが見込まれる銘柄群にも資金流入が期待できるとみています。今週の日経平均の想定レンジは26週移動平均ベースのボリンジャーバンドマイナス1σ(5日現在15829.14円)~同プラス1σ(同16854.30円)です。日経平均が、25日移動平均線(同16199.44円)を上回っていれば「上振れ」、下回っていれば「下振れ」のリスクが、それぞれ大きくなると考えます。

 

今週の波乱要因は、中国の経済指標です。8日は7月貿易収支、9日は7月消費者物価、7月生産者物価(10時半)、12日は7月鉱工業生産、7月小売売上高、7月都市部固定サイン投資(11時)と、重要指標の発表が相次ぎます。このため、市場で、中国関連と目されている銘柄群については注意が必要でしょう。ただし、足元の市場では、中国問題に対して、それほど神経質になっているわけではありません。このため、現時点では、頭の片隅に入れておけばよいというレベルの波乱要因との認識です。

 

なお、5日の米国株式市場では、ブリストル・マイヤーズスクイブが急落しました。がん免疫治療薬「オプジーボ」を肺がんの単剤療法として使用する臨床試験が失敗に終わったと明らかにしたことがきっかけです。また、これを受け、小野薬品(4528)のADRは円換算で東証株価比587円(16.41%)安の2994円でした。一方、オプジーボの主要競合薬の「キートルーダ」のメーカーである、メルクは買われました。

 

また、5日15時30分、カルナバイオサイエンス(4572)が、ヤンセン・バイオテック社とのライセンス契約の終了を発表しました。ヤンセン社における戦略上の理由により、本プログラムのさらなる開発の中止が決定されたということです。これを受け、5日のPTSで、カルナバイオサイエンス株は基準値比500円(24.04%)安の1580円、ストップ安売り気配で取引を終えています。

 

これら相次ぐ悪材料の発生を受け、投資家のバイオ関連への警戒感は強まることは不可避とみています。なお、バイオ関連のリーディング・ストックは、そーせいグループ(4565)です。同社は第1四半期決算を10日に行う予定です。ちなみに、前回5月13日の16年3月期決算発表では、17年3月期の見通しが概ね市場の事前予想通りだったのに、株価は「好材料出尽くし」で急落しました。足元の株価は5月時と違い「期待感パンパン」で価格形成されているわけではないので、「5月の再来はない」とは思いますが、第1四半期決算発表という重要イベント通過後の同社株の株価動向を見極められるまでは、「バイオ関連は手を出しにくい」というムードが市場では強まりそうです。

 

 

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