本日の相場見通し 好悪材料入り混じる、アルゴで日経は振れ幅拡大

本日の日経平均は外部環境に好悪材料が入り混じり、読み難く、不安定な動きになりそうです。まず、好材料は、週末2日のナスダック総合株価指数が4日ぶりに反発し、77.306ポイント高の7257.867ポイントで取引を終えたこと。また、ドイツ第2党のドイツ社会民主党が4日、メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟との連立合意を党員投票で了承したと発表し、ドイツがひとまず安定政権を得て、欧州政治の不安定化には歯止めがかかったことです。一方、悪材料は、トランプ米大統領が週内に輸入制限の詳細を公表し、EUや中国は対抗措置をとる構えで、貿易摩擦が先鋭化する可能性があることです。また、貿易戦争が米国経済へ悪影響を及ぼすとの懸念の強まりから、ドルが主要通貨に対して売られていることです。

 

以上のことから、想定レンジは大阪ナイトセッションでの3月物の取引レンジの20690円~21160円としておきます。商品投資顧問(CTA)などの投機筋の「アルゴリズムトレード」で振れ幅が拡大する可能性が高いでしょう。

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