1月25日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

本日の個別銘柄動向コメント

アイビー化粧品(4918)

1月24日、「JAK 阻害剤の特許査定に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。この度「JAK 阻害剤」の発明について、特許査定を受領しました。今後、所定の手続きを経て、特許権を設定登録されることになります。JAK(ヤヌスキナーゼ:Janus kinase)は、チロシンキナーゼの 1 つであり、細胞内の免疫活性化シグナル伝達に重要な役割を担い、種々の疾患の発症や増悪に関係しています。近年、医薬品分野では、JAK の酵素活性を阻害することによって疾患の発症や増悪を抑制する方法が注目されており、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、骨髄線維症、悪性リンパ腫、膵癌、乾癬、円形脱毛症、男性型脱毛症(AGA)の治療に向けた研究開発が行われています。本発明は、JAK が発症や増悪に関係する疾患の予防や治療に有用な、天然由来の JAK 阻害剤を提供することができる点において、産業上の利用可能性を有することが期待されます。現時点では、当期業績への影響はありませんが、当該特許技術を活用できる市場は大きく、特許査定を得られたことは、大変有益なことであると考えています。今後、同社の業績に影響を及ぼす事象が判明した場合には、速やかに公表します。

 

リアルワールド(3691)

1月24日、「世界中の Visa 加盟店で決済可能な「Visa e ギフト」を、「デジタルギフト」から受取可能に」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社および、グループ会社である株式会社 REAL FINTECHが運営する「デジタルギフト」にて「Visa e ギフト」とサービス連携を開始予定、デジタルギフトの新たな選択先となることを公表しました。Visa e ギフトは、手間のかかる会員登録や専用アプリのダウンロードなど一切不要、国内・海外で圧倒的な利用店舗数を誇る Visa のオンライン加盟店において Visa のクレジットカードと同じように、必要情報を入力するだけで決済ができるデジタルギフトです。受け取ったギフトは 1 円単位で使うことができるなど、使いやすく送られると嬉しいギフトです。

 

共立印刷(7838)

1月24日、「業績予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。2021年7月26日公表の業績予想に対して、売上高は当初の予想通りとなりますが、営業利益については、前期より取り組んでいます事業構造改革によるコスト削減やデジタルコミック事業の拡充、生分解性プラスチックフィルムの製造効率向上により、想定を上回る見込みとなりました。またそれにより、当初見込んでいた資金需要を抑えることができ営業外費用が減少したため、経常利益についても想定を上回る見込みとなり、修正を行いました。当連結会計年度(2022年3月期)の業績見通しにいては、売上高380億円、営業利益14億円、経常利益12.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益7.30億円を見込んでいます。同日、「持株会社体制への移行の検討開始に関するお知らせ」も発表しました。今後、株主総会の承認及び必要な所定の手続き等の承認が得られることを前提として、2022 年 10月を目途に持株会社体制へ移行することについて検討を進めます。なお、持株会社体制への移行に関する日程や方法等の詳細については、決定次第公表します。

 

マーチャント・バンカーズ(3121)

1月24日、「NFTマーケットプレイス「NFT LaFan」におけるパラリンアート作品の販売開始に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社は、障がい者アーティストを発掘・育成・支援する事業「パラリンアート」に取り組む、一般社団法人障がい者自立推進機構とオフィシャルパートナー契約を締結し、同社子会社MBKブロックチェーンの運営するNFTマーケットプレイス「NFT LaFan」において、パラリンアート作品を、NFTとして販売する事業を開始します。

 

ピー・シー・エー(9629)

1月24日、「配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。2022 年 3 月期期末配当金においては、1 株当たりの期末配当金を、普通配当 12 円 00 銭(年間配当金 12 円 00 銭)と発表していましたが、同社の業績見通し等を勘案の上で、株主の支援に応える、普通配当を1株当たり1円 00 銭増配するとともに、同社製品の X シリーズからDX シリーズへのバージョンアップが進み、業績に大きく貢献できたことを背景に、「PCA クラウド」と「PCA サブスク」のリブランディングを実施したことを記念した特別配当として1株当たり 11 円 00 銭の記念配当をあわせて実施することを決議しました。同日、「2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。当第3四半期連結累計期間の売上高は2021年12月にサポート終了を迎えた「PCA Xシリーズ」の更新需要に伴い製品売上高が大幅に増加しました。一方で「収益認識に関する会計基準」等の適用により、従来の会計処理と比較して製品売上高が1500万円、保守サービス売上高が1.57億円、その他営業収入が11.50億円それぞれ減少しました。その結果、同社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は101.44億円(前年同期比7.8%増)となりました。このうち、クラウド売上高は40.44億円(前年同期比35.6%増)となっています。利益項目については、営業利益は25.63億円(前年同期比68.2%増)、経常利益は25.99億円(前年同期比67.2%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は増収と利益率の改善に加え、主に投資有価証券売却益11.11億円及び減損損失1.74億円の計上により22.68億円(前年同期比115.0%増)となりました。

 

リソー教育(4714)

1月24日、「中期経営計画の策定に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。2025年2月期(計画)は、売上高400億円、営業利益45.10億円、経常利益45.00億円、親会社に帰属する当期純利益は30.00億円です。2021年10月27日付「第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ」にてお知らせしたとおり、ヒューリック株式会社との資本業務提携関係を強化したことにより、都心主要エリアの駅前一等地での有利な教室展開が可能となることで、さらなる成長拡大が見込めることや、子ども向けサービスをワンストップで提供する教育特化型ビル「こどもでぱーと」の共同開発により、1才児から受験対応型長時間英才託児事業の「伸芽’Sクラブ」を入り口として、「伸芽会」、「TOMAS」、そして大学生、社会人になってからも「インターTOMAS」に通うことができる、対象年齢軸の拡大を図る「囲い込み戦略」をよりスムーズに推し進めること

で、さらなる成長拡大を見込んでいます。

 

相場観

1月24日の日経平均は前週末比66.11円(0.24%)高の27588.37円と、反発しました。5日移動平均線(24日現在27721.60円)、25日移動平均線(同28471.93円)、75日移動平均線(同28719.50円)、200日移動平均線(同28750.85円)全て下回っています。1月25日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比300円安の27280円、高値は24日17時17分の27550円、安値は25日02時18分の26680円でした。1月24日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は94.27と前日の92.92から上昇しました。新高値銘柄数は3、新安値銘柄数は122でした。また、24日現在のMACD(12日-26日)はマイナス282.31と前日のマイナス257.15から低下し、シグナル(9日)はマイナス141.27と前日のマイナス113.15から低下しました。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス141.04と前日のマイナス144.00から上昇しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

24日のNYダウは7日ぶりに反発し、前週末比99.13ドル高の34364.50ドルでした。ウクライナ情勢の緊迫化から売りが先行し、昼過ぎに下げ幅は一時1115.04ドルに達する場面がありました。ただ、午後は最近の相場急落で目先の売りは出尽くしたとみた買いが入り、急速に下げ渋り、引け間際にプラ転しました。ナスダック総合株価指数は5日ぶりに反発し、同86.208ポイント高の13855.130ポイントでした。ナスダックも一時13094.65ポイントまで下落する場面がありました。

 

24日の米国市場で、主要な株価指数が急落後、プラ転したことを追い風に、本日の東京株式市場も買いが入る見通しです。日経平均の想定レンジは27350円±400円程度です。ですが、今週は25~26日にFOMCが予定されています。ウクライナ情勢も混沌としています。このため、日本株の上値は重そうです。

 

一方、1月24日の東証マザーズ指数は前週末比1.37p(0.17%)安の811.39pと、小幅続落しました。5日移動平均線(24日現在818.92p)、25日移動平均線(同917.63p)、75日移動平均線(同1041.22p)、200日移動平均線(同1109.40p)全て下回っています。200日移動平均線については、11月16日に、ようやく上抜きましたが、11月19日にあっさりと割り込みました。ですが、11月22日に再び上回り、11月24日にまた下回りました。出来高は8223万株、売買代金は1258億円でした。

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