４月30日の海外動向と本日の相場見通し アマゾン、アップルの時間外での下落が重し
１日の大阪ナイトセッション日経平均先物６月物は前日比90円安の19970円、高値は４月30日の19時01分の20190円、安値は５月１日の01時31分の19810円でした。４月30日のＮＹダウは反落、前日比288.14ドル安の24345.72ドルでした。ダウの４月の月間の上昇率は11.1％と1987年１月（13.8％）以来の大きさでした。ナスダック総合株価指数は同25.16ポイント安の8889.55ポイントでした。週間の米新規失業保険申請件数が383万9000件と市場予想の350万件より多かったことや、３月の米個人消費支出は前月比7.5％減と市場予想の５％減よりも悪かったことが嫌気されました。NY原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の６月物は前日比3.78ドル（25.1％）高の１バレル18.84ドルでした。NY円相場は反落、前日比55銭円安・ドル高の１ドル＝107円15～25銭でした。
アマゾン・ドット・コムが30日夕に発表した20年１～３月期決算は、売上高は市場予想を上回ったものの、純利益は市場予想を下回ったため、株価は30日夕の時間外取引で下げています。また、アップルが30日発表した2020年１～３月期決算は、売上・利益共に市場予想を上回ったものの、４～６月期予想を発表しなかったことがやや嫌気され、こちらも時間外で若干売られています。この２社の時間外での値動きは本日の日経平均にネガティブに作用するでしょう。また、日本は明日から５連休です。積極的な買いは見込み薄です。このため、様子見気分の強い１日となりそうです。日経平均の想定レンジは20000円±200円程度です。
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