5日の海外動向と本日の相場見通し 米国株高・円安で日経平均は堅調推移

6日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比60円高の20700円、高値は終値、安値は5日18時47分の20600円でした。5日の米国株式市場は、議会下院が、2018会計年度予算決議案を承認したことを受け、連邦法人税率の引き下げなど税制改革案の審議に向け、一歩前進したとの見方が強まり、主要3株価指数が4日連続で終値ベースの最高値を更新しました。NYダウは7日続伸し、前日比113.75ドル高の22775.39ドルでした。NY原油先物相場は4日ぶりに反発、WTIで期近の11月物は前日比0.81ドル高の1バレル50.79ドルでした。NY円相場は反落、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=112円80~90銭でした。

 

米株が堅調で、円相場も1ドル=112円台後半のため、本日の日経平均も年初来高値圏で強い動きを続けそうです。想定レンジは20700円±100円程度です。需給的には、個人、年金の売りを海外勢が買うという構図が続くでしょう。また、米国景気回復が業績にポジティブに作用する輸出関連株も買われる一方で、相対的な出遅れ感から内需の大型株も買われそうです。

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