5月20日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

5月19日の日経平均は前日比508.36円(1.89%)安の26402.84円と、5日ぶりに大幅反落しました。5日移動平均線(19日現在26589.70円)、25日移動平均線(同26706.84円)、75日移動平均線(同26813.79円)、200日移動平均線(同27973.81円)全て下回っています。5月20日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比10円高の26380円、高値は20日04時04分の26560円、安値は19日18時43分の26080円でした。19日の騰落レシオ(25日移動平均)は88.73でした。新高値銘柄数は47、新安値銘柄数は215でした。また、19日現在のMACD(12日-26日)はマイナス135.44、シグナル(9日)はマイナス170.53でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス35.09でした。これは5月18日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。

 

19日のNYダウは続落し、前日比236.94ドル安の31253.13ドルと、連日で年初来安値を更新しました。ウォルマートやターゲットに続き、19日朝に百貨店のコールズが発表した四半期決算も、市場予想を下回ったことで、インフレが企業業績を圧迫するとの懸念が強まり、株式が売られました。ナスダック総合株価指数は続落し、同29.658ポイント安の11388.496ポイントでした。S&P500種株価指数は同22.89ポイント安の3900.79ポイントと、連日で年初来安値を更新しました。

 

19日の米国株安は悪材料です。しかしながら、NYダウは前日18日に今年最大の下げとなった反動で押し目買いや売り方の買い戻しで、下げ渋りました。また、19日の米10年物国債利回りは前日比0.04%低い2.84%でした。朝方に2.77%と4月下旬以来の水準に低下する場面がありました。この米長期金利の低下は高PERのグロース株には追い風となるでしょう。ただし、FRBの積極的な金融引き締めが米景気を冷やすとの懸念の強まりから、投資家がリスク回避姿勢を強めており、相対的に安全資産とされる米国債に資金を移す動きの結果のため、株式市場全体への影響は限定的だと思います。なお、19日のWTI期近の6月物は前日比2.62ドル高の1バレル112.21ドルでした。中国・上海市が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う都市封鎖を6月に解除する方針を示しているため、原油需要が回復するとの期待から原油先物が買われました。これは、原油関連や中国関連にポジティブに作用しそうです。日経平均の想定レンジは26400円±300円程度です。ただし、信用買い残の積み上がった銘柄群に関しては、やれやれ売りや、見切り売りが出てくる見通しです。

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