6日の海外動向と本日の相場見通し 好調な外部環境を背景に、日経平均は4日続伸へ

7日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比110円高の22750円、高値は70426分の22760円、安値は62309分の22600円でした。6日のNYダウは反発、前日比346.41ドル高の25146.39ドルでした。ECBが金融政策を正常化するとの観測などを受け、米長期金利が上昇し金融株が買われました。また、ボーイングなどの上昇しダウを押し上げました。なお、ナスダック総合株価指数は4日続伸し、前日比51.380ポイント高の7689.243ポイントと連日で過去最高値を更新しました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の7月物は前日比0.79ドル安の1バレル64.73ドルでした。NY円相場は下落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=1101525銭でした。

 

堅調な米国株、1ドル=110円台を円安を背景に、本日の日経平均は4日続伸する見通しです。想定レンジは22750円±150円程度です。週末8日の株価指数先物・オプション6月物SQ算出を前に、期近物から期先物への乗り換えが順調に進んでいるとの見方が強まっていることも買い材料です。また、昨日、海外投資家が「TOPIXコア30」の銘柄を買っているとの観測も囁かれていましたが、良好な外部環境を背景に、本日もそのような買いが期待できそうです。

 

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