6日の海外動向と本日の相場見通し 米株反発も、人民元安への警戒感強く、上値は重い

7日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比120円高の20650円、高値は終値、安値は7日0013分の20360円でした。6日のNYダウは6日ぶりに反発、前日比311.78ドル高の26029.52ドルでした。ナスダック総合株価指数は7日ぶりに反発、同107.225ポイント高の7833.265ポイントでした。米財務省が5日夕に中国を「為替操作国」に指定しました。これを受けて、中国人民銀行(中央銀行)は6日に人民元レートの対ドル基準値を市場実勢より人民元高に設定しました。これが好感されました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の9月物は前日比1.06ドル安の1バレル53.63ドルでした。NY円相場は4日ぶりに反落、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=1064050銭でした。

 

人民銀は6日の声明で「為替を貿易戦争の道具に使ったことはないし、使うこともできない」と述べたことは市場に安心感を与えました。また、同日、香港で300億元規模の元建て証券を発行すると発表しました。香港市場で流通する人民元を吸い上げ、元安進行のスピードを抑制する目的と指摘されています。これも安心材料でした。ただし、バンクオブアメリカ・メリルリンチは2019年末の相場見通しを従来の6.63元から7.3元へと大幅に元安方向へ見直したそうですから、市場では人民元の対ドル相場の下落が続くとの見方が強まっているとみた方がよいでしょう。このため、日経平均も不安定な動きが続く見通しです。想定レンジは20500円±200円程度です。

 

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