6日の海外動向と本日の相場見通し 米株高は追い風も、雇用統計控え上値は重い

7日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比130円高の20870円、高値は7日0434分の20910円、安値は6日2329分の20740円でした。6日のNYダウは4日続伸、前日比181.09ドル高の25720.66ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続伸、同40.078ポイント高の7615.553ポイントでした。「米国がメキシコからの輸入品に対する追加関税の発動を遅らせることを検討している」との報道が好感されました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の7月物は前日比0.91ドル高の1バレル52.59ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反発、前日比05銭円高・ドル安の1ドル=1083545銭でした。

 

米国株高を受け、本日の日経平均は反発する見通しです。想定レンジは20850円±200円程度です。ですが、日本時間7日夜には5月の米雇用統計の発表も控えるため、買い一巡後は様子見気分が強まるでしょう。また、ペンス副大統領はペンシルベニア州で、「現時点では関税は10日に賦課される予定だ」と発言したと伝わっており、メキシコへの関税発動の有無は依然として不透明です。このため、一方的に強気にはなり難い情勢です。これも上値抑制要因でしょう。

 

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