6月6日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

サイバーセキュリティクラウド(4493)

好業績・高成長が注目ポイントです。2023年12月期第1四半期連結累計期間の同社グループの経営成績は、売上高7.19億円(前年同期比37.3%増)、営業利益1.62億円(同66.5%増)、経常利益1.62億円(同61.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1.10億円(同53.7%増)でした。

 

全てのプロダクトが順調に成長したことで、売上高、各段階利益ともに大幅に伸びています。特に、AWSユーザー向けの販売活動を強化した結果、「WafCharm」ならびに「AWS WAF Managed Rules」の2つのプロダクトが大きく成長しています。2022年の第4四半期に、四半期における新規受注金額が過去最高を記録したことで、これが2023年の第1四半期に売上高として貢献しています。

 

ちなみに、同社は、AWSが発表する「AWS WAF Ready Program」のローンチパートナーに国内で唯一、認定されました。今回の認定で、認知拡大はもちろん、同社が今後AWS自身の開発ロードマップを早期に知ることができたり、AWS社の営業マンが同社製品を全世界のユーザーへ案内してくれるようになったりするため、これをきっかけに、会社側は、グローバル展開をさらに推し進めていきたいと考えているとのことです。

 

<本日の監視銘柄群>

ヘッドウォータース(4011)、pluszero(5132)、クリアル(2998)、ラストワンマイル(9252)、GMB(7214)、アドバンテスト(6857)、ソシオネクスト(6526)ルネサスエレクトロニクス(6723)

 

<前日の東京株式市場>

5日の日経平均は前週末比693.21円(2.20%)高の32217.43円と大幅に3日続伸しました。5日移動平均線(5日現在31421.14円)、25日移動平均線(同30206.17円)、75日移動平均線(同28631.38円)、100日移動平均線(同28232.88円)、200日移動平均線(同27868.41円)全て上回っています。6日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比120円安の32120円、高値は5日21時07分の32570円、安値は5日23時30分の32060円でした。5日の騰落レシオ(6日移動平均)は87.92%でした。新高値銘柄数は240、新安値銘柄数は3でした。また、MACD(12日-26日)は736.85、シグナル(9日)は689.03でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は47.81でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが6つ(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

5日のNYダウは3日ぶりに反落し、前週末比199.90ドル安の33562.86ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反落し、同11.34ポイント安の13229.43ポイントでした。5月のISM非製造業景況感指数は50.3と市場予想の52.3を下回り、4月の51.9からも悪化したことが嫌気されました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

5日の米国株式相場が軟調だったため、本日の東京株式市場も利食い売りが優勢となりそうです。ですが、引き続き、押せば、担がれている売り方の買い戻しが入る見込みのため、下値は堅いとみています。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が5月30日の31328.16円を下回る必要があります。下回ることはなさそうです。

 

4月17日から6月5日まで、25日移動平均線が、33日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で4月27日の28457.68円を下回ることが必要です。下回ることはなさそうです。

 

ちなみに、5月31日に、「日経平均が5日移動平均線を下回ったものの、5日移動平均線自体は上向き」に変化しましたが、翌6月1日に、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化しました。今後は、「日経平均が5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き」の状況に変化するまでは、上昇局面が続くとみています。

 

6月5日の東証グロース市場指数は前日比25.45p(2.64%)高の988.70pでした。5日移動平均線(5日現在961.23p)、25日移動平均線(同951.06p)、75日移動平均線(同959.14p)全て上回っています。5日移動平均線は、5月31日に上昇に転じました。本日、下向きに転じるには、5月30日の951.38pを下回る必要があります。25日移動平均線は2日連続で上昇しています。本日下向きに転じるには、4月27日の940.14pを下回る必要があります。そして、75日移動平均線は、17日ぶりに上昇転換しました。本日下向きに転じるには、2月14日の981.18pを下回る必要があります。

 

東証グロース市場指数の25日移動平均線が、6月2日に上昇転換しました。短期資金の流入が期待できる状況に変化しました。目先は、本格的なリバウンドの発生を想定します。

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