7月1日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

6月30日の日経平均は前日比411.56円(1.54%)安の26393.04円と、大幅続落しました。5日移動平均線(6月30日現在26722.07円)、25日移動平均線(同26980.62円)、75日移動平均線(同26920.02円)、100日移動平均線(同26853.42円)、200日移動平均線(同27846.90円)全て下回っています。7月1日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比50円高の26360円、高値は7月1日01時32分の26480円、安値は6月30日22時55分の26130円でした。6月30日の騰落レシオ(6日移動平均)は155.67でした。新高値銘柄数は95、新安値銘柄数は18でした。また、6月30日現在のMACD(12日-26日)はマイナス126.49、シグナル(9日)はマイナス182.07でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は55.59でした。これは6月28日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、6月28日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「4つ」(前日は5つ)が点灯している状況です。

 

6月30日のNYダウは反落し、前日比253.88ドル安の30775.43ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日続落し、同149.157ポイント安の11028.736ポイントでした。5月の個人消費支出が前月比0.2%増と4月の0.6%増から減速し、市場予想の0.4%増も下回り、消費の伸び鈍化が示され、景気の減速懸念が強まり、株式が売られました。また、FRBが物価指標として重視するPCE物価指数は総合の上昇率が前年同月比6.3%と4月から横ばいでした。物価が高止まりしていることも嫌気されました。

 

6月30日の米国株式市場が続落したことは、本日の日本株にネガティブです。米国の主要3指数は月間ベース、四半期ベースで下落しました。報道によれば、「S&P総合500種の下落率は上半期としては1970年以来最大となった。上半期の下落率はナスダック総合が過去最大、ダウ工業株30種が1962年以来最大となった。3指数は2四半期連続で下落。2四半期連続での下落はS&Pとダウが2015年以来、ナスダックが16年以来初めて。」とのことです。米国では、弱気相場が続いており、日本株もその影響を受け続ける見通しです。よって、本日の日本株も同様に弱含みもみあいで推移しそうです。また、テクニカル的にも、日経平均は6月21日の上昇で5日移動平均線を上抜き、29日まで連日上回ったままでしたが、30日の下落で5日移動平均線を割り込み、短期需給が悪化しました。本日は5日移動平均線(6月30日現在26722.07円)が戻り限界となりそうです。6月30日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.77(3.40%)高の23.43でした。本日の日経平均の想定レンジは前日終値26393.04円±400円程度です。

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