8日の海外動向と各種テクニカル指標 米主要3指数は揃って過去最高値を更新

9日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比40円高の28180円、高値は8日17時03分の28270円、安値は9日03時44分の28000円でした。8日のNYダウは4日続伸、前日比56.84ドル高の31097.97ドルと3日続けて過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は続伸、同134.495ポイント高の13201.975ポイントと連日で最高値を更新しました。S&P500種株価指数は4日続伸、同20.89ポイント高の3824.68ポイントでした。前日に続き、この日も主要3指数が揃って最高値を更新しました。12月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比14万人減と、5万人増との市場予想に反して8カ月ぶりに減少しました。しかしながら、これが逆に、民主党政権が景気支援策を実施する可能性が高まる要因になるとの見方につながり、株式が買われました。NY原油先物相場は4日続伸、WTI期近の2月物は前日比1.41ドル高の1バレル52.24ドルでした。NY金先物相場は反落、2月物は前日比78.2ドル安の1トロイオンス1835.4ドルでした。NY円相場は3日続落、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=103円90銭~104円00銭でした。

8日のVIX指数は前日比0.81(3.62%)安の21.56でした。また、VIX3Mは同0.12(0.48%)安の24.90で、VIX/VIX3Mレシオは同0.03(3.16%)安の0.87と、1を割り込んでいます。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比6.67(4.57%)安の139.25でした。

 

一方、8日の日本では、プット・コールレシオは0.28と前日の0.33から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は103.96と前日の99.62から上昇しました。新高値銘柄数は129、新安値銘柄数は3でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は8日現在「上向き」継続です。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「上向き」継続です。また、8日現在のMACD(12日-26日)は411.15と前日の352.20から上昇、シグナル(9日)は347.84と前日の337.35から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は63.31と前日の14.85から上昇し、「買い」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。

 

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