8日の海外動向と本日の相場見通し 米株安、原油先物安、円高が重し

シカゴ日経平均先物3月限(円建て)は16675円大証比125円安でした。NYダウは6日ぶりに反落、前日比109.85ドル安の16964.10ドルでした。8日発表の2月の中国の貿易収支が輸出入ともに前年から減少したことや、原油先物相場の戻り一服が嫌気されました。NY原油先物相場は3日ぶりに反落、WTI期近の4月物は前日比1.40ドル安の1バレル36.50ドルでした。一時38.39ドルまで上昇しましたが、EIAが9日に発表する週間の石油在庫統計で、原油在庫の積み増しが予想され、利益確定売りに押されました。

 

本日は、米株安、原油先物安に加え、1ドル=112円台の円高が嫌気されそうです。また、ECB理事会を10日に控えて様子見ムードが強まりそうです。本日の日経平均の想定レンジは8日のシカゴ先物の取引レンジ16565円~16910円です。

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