8月12日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

8月10日の日経平均は前日比180.63円(0.65%)安の27819.33円と、続落しました。5日移動平均線(10日現在28035.32円)を下回っています。一方、25日移動平均線(同27389.14円)、75日移動平均線(同26985.75円)、100日移動平均線(同27064.26円)、200日移動平均線(同27550.45円)全て上回っています。11日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比330円高の28120円、高値は11日04時54分の28130円、安値は10日16時30分の夜間取引始値の27830円でした。10日の騰落レシオ(6日移動平均)は104.06%でした。新高値銘柄数は48、新安値銘柄数は32でした。また、10日現在のMACD(12日-26日)は312.46、シグナル(9日)は322.36でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス9.89と、マイナス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、10日時点の当社の「大底確認10項目」のうち「2つ」(前日はゼロ)が点灯している状況です。

 

10日のNYダウは反発し、前日比535.10ドル高の33309.51ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し、同360.876ポイント高の12854.805ポイントでした。10日発表された7月の米消費者物価指数(CPI)で総合指数の伸び率は前年同月比8.5%と市場予想の8.7%を下回りました。エネルギー・食品を除くコア指数の上昇率も5.9%と市場予想の6.1%以下でした。これを受け、FRBの金融引き締めペースが鈍化するとの見方が強まり、株式が買われました。

 

11日のNYダウは続伸し、前日比27.16ドル高の33336.67ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は反落し、同74.892ポイント安の12779.913ポイントでした。10年物国債利回りは前日比0.11%高い2.89%でした。一時は2.90%を付けました。この長期金利の上昇がハイテク株の売り材料になりました。

 

日経平均については、テクニカル的には、10日時点で5日移動平均線を下回っていますが、5日移動平均線自体は上向きを続けています。なお、5日移動平均線が上向きを続けるためには、本日終値が8月4日の27932.20円を上回る必要があります。本日は、上値では利食いが出てくる見通しのため、日経平均は10日終値27819.33円アラウンドで膠着するとみています。ただし、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は堅いともみています。10日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.07(5.60%)高の20.18でした。本日の日経平均の想定レンジは10日終値27819.33円±400円程度です。

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