11月30日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均、上値は重いが下値も堅い

12月1日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比70円安の26390円、高値は11月30日の18時14分の26670円、安値は12月1日の01時34分の26370円でした。11月30日のNYダウは反落、前週末比271.73ドル安の29638.64ドルでした。ナスダック総合株価指数は5日ぶりに反落、同7.109ポイント安の12198.737ポイントでした。月末要因で、利食い売りが優勢でした。NY原油先物相場は続落、WTI期近の1月物は前週末比0.19ドル安の1バレル45.34ドルでした。NY金先物相場は続落、2月物は前週末比7.2ドル安の1トロイオンス1780.9ドルでした。NY円相場は反落、前週末比25銭円安・ドル高の1ドル=104円30~40銭でした。

 

11月30日のVIX指数は前日比0.27(1.30%)安の20.57でした。また、VIX3Mは同0.10(0.41%)安の24.33で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.89%)安の0.85と、1を割り込んでいます。米国株式市場が落ち着きを取り戻しています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比1.52(1.15%)高の133.95でした。

 

一方、11月30日の日本では、プット・コールレシオは0.49と前日の0.67から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は105.51と前日の106.05から低下しました。新高値銘柄数は128、新安値銘柄数は30でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は11月30日現在「水平」から「上向き」転換です。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「水平」継続です。また、11月30日現在のMACD(12日-26日)は723.73と前日の728.52から低下、シグナル(9日)は662.76と前日の644.60から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は60.97と前日の83.92から低下し、「買い」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。

 

米株が軟調なため、本日の日経平均の上値は重そうです。しかし、投資家の買い意欲は旺盛なため、下値は限定されるでしょう。日経平均の想定レンジは26500円±300円程度です。

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