13日の海外動向と本日の相場見通し 米金利低下・米株反発を好感、日経平均も反発へ

14日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比230円高の27710円、高値は14日04時44分の27760円、安値は13日17時50分の27130円でした。13日のNYダウは4日ぶりに反発、前日比433.79ドル高の34021.45ドルでした。ナスダック総合株価指数も4日ぶりに反発、同93.307ポイント高の13124.988ポイントでした。4月の米卸売物価指数は前月比0.6%上昇と市場予想の0.3%上昇を上回ったものの、米長期金利が低下したことが買い材料になりました。NY原油先物相場が5日ぶりに反落、WTI期近の6月物は前日比2.26ドル安の1バレル63.82ドルでした。NY金先物相場は3日ぶりに反発、6月物は前日比1.2ドル高の1トロイオンス1824.0ドルでした。NY円相場は反発、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=109円40~50銭でした。

 

13日のVIX指数は前日比4.46(16.17%)安の23.13でした。また、VIX3Mは同2.92(10.36%)安の25.26で、VIX/VIX3Mレシオは同0.06(6.47%)安の0.92と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性はまだ低いです。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、同3.34(2.34%)安の139.26でした。

 

13日の日本では、プット・コールレシオは0.31と前日の0.30から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は78.86と前日の85.10から低下しました。新高値銘柄数は23、新安値銘柄数は432でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は5月13日現在「下向き」を継続しました。転換線は「下向き」を継続しました。転換線と基準線は「逆転」を継続しました。遅行スパンは26日前の日足を下回り続け、「逆転」を継続しました。また、「雲下抜け」を継続しました。また、先行スパンのクロスは、2021年5月31日です。先行スパン2は「水平」を継続しました。また、5月13日現在のMACD(12日-26日)はマイナス285.54、シグナル(9日)はマイナス128.61、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス156.93と、「売り」を継続しました。2021年5月7日に買い転換しましたが、5月11日にあっさりと売り転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。

 

 

 

前週末7日に一時、1.5%を割っていた米10年物国債利回りは、10日は前週末比0.02%高の1.60%でした。翌11日の利回りは前日比0.02%高の1.62%、12日は前日比0.07%高の1.69%、そして、13日は前日比0.04%低下し1.66%でした。4月のPPIは市場予想以上に上昇したものの想定の範囲内だったようです。これが米株への追い風となり、当然これは本日の日本株にポジティブです。日経平均は昨日までの3営業日で終値ベースで2070.33円(7.01%)急落したので、押し目買いや売り方の買戻しが入るでしょう。想定レンジは27700円±500円程度です。ボラティリティ上昇で日中値幅は大きくなるかもしれません。

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