16日の海外動向と本日の相場見通し 円安に振れないと上は厳しい

16日のシカゴ日経平均先物3月物は15930円大証比110円安でした。NYダウは続伸、前週末比222.57ドル高の16196.41ドルでした。NY原油先物相場は反落、WTI期近の3月物は前週末比0.40ドル安の1バレル29.04ドルでした。サウジアラビア、ベネズエラ、カタール、ロシアは、ほかの産油国の同調を条件に、原油生産を1月の水準で維持することで合意しましたが、協調減産を期待した市場は失望しました。NY円相場は続落し、前週末比85銭円安・ドル高の1ドル=114円00~10銭でした。

 

日経平均先物3月物のナイトセッションの取引レンジは15730円~16090円でした。本日の日経平均も、このレンジをメインに推移する見通しです。5日移動平均線(16日現在15765.69円)をサポートにした動きを想定します。一方、昨日高値16341.56円付近まで上昇するには、1ドル=114円台後半に円安に振れないと厳しいでしょう。

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